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- 2019.09.20 Friday
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忙しくて長時間の国会動画を見る暇がない!とお嘆きの貴方!
暇な私が、山谷えり子議員と菅氏の国会やりとりをゆるくtextにしてみました。
尚、私の超個人的な好みで西田先生の舌鋒も拾ってます♪
西田先生のお声(←野次とも言う)をtextにして初めて気付いたのですが、西田先生の舌鋒が論点ずらしの意味不明な民主答弁を分かりやすくするという効果が!!!
的確過ぎる直球に改めて吃驚!西田先生のお陰で国会が面白いし☆
▲ご存知ない方のために、この方が西田昌司先生です
細かく調べられたネタと資料の裏づけに、相手に逃がさない国会質問。時に国会を沸かす皮肉を交える京都の論客。
[参議院議員 西田昌司HP] http://www.showyou.jp/
国会を冒涜するな!真面目にtext化しろ!という方もいらっしゃるかもしれませんが、まぁ、ゆるいのがあってもいいじゃない?それじゃなくても、民主の答弁は意味不明で翻訳が必要だし、野次は議事録に記載されないのね(←たまに野次も議事録に載ってることもある)
因みに、質疑全文は1週間位したら議事録がUPされるので、こちらを是非!
【国会会議録検索システム】http://kokkai.ndl.go.jp/
山谷センセ「菅総理は秋の国連総会出席に意欲とありますが、そのような意欲があるんですか?」
西田センセ「冗談じゃない!冗談じゃないよ!」
菅 チョクト「その件で今、準備をしているわけではありません」
▲菅首相の資金管理団体が拉致事件容疑者に関係する団体に6000万円以上献金
山谷センセ「(拉致関連団体に寄付問題)斉藤まさしこと酒井剛代表と30年来のお付き合いだそうですが、どんな関係ですか?」
菅 チョクト「先輩の紹介で知り合った」
西田センセ「誰の紹介で知り合ったんだよ?」
▲拉致問題、拉致の被害者を救出しなければいけないのに
▲拉致の犯人を応援している団体に民主党として献金している
▲この責任はどう感じていらっしゃいますか?
山谷センセ「総理は拉致対策の責任者なのに、拉致を支援する団体に寄付。その責任は?」
西田センセ「シンガンスと同じ構造だよ」
▲全く承知していない事について私が謝るとか謝らないという事にはならない
菅 チョクト「私が拉致問題の本部長。拉致問題が解決しないことは家族会の皆さんに謝る。拉致犯の息子は 全く知らない!知らない事について謝るとか謝らないとかにはならない」
西田センセ「認識してないのか?!よくそんな事が言えるな!」
山谷センセ「拉致を支援する団体に巨額の寄付はいいんですか?」
菅 チョクト「今、申し上げた通り、拉致犯の息子は全く知らない。本人の事も全く知りません!」
山谷センセ「そんなこと聞いてない。巨額の寄付をした意図と目的は?」
西田センセ「真面目に答えろ!ハッキリ答えろ!」
菅 チョクト「寄付は収支報告に記載してる。当時の党役職者として党のローカルパーティとして連携し支援のため」
西田センセ「党として反日活動を支持していいのか?」
山谷センセ「意図と目的を聞いてます」
菅 チョクト「ローカルパーティで連携と支援のため」
西田センセ「そのローカルパーティの目的は反日だぞ!」
山谷センセ「斉藤まさしという方は新生という機関紙を発行し、この機関紙は拉致犯人も投稿している。あなたはこの機関誌に寄稿してますが、こんな人達に寄付していいと思ってるんですか?」
菅 チョクト「投稿やインタビューは色んな雑誌や新聞にしてるから覚えてない。連携と支援のために寄付した」
西田センセ「そんな政党があっていいのか!辞めろ!辞めろ!」
山谷センセ「(北朝鮮の団体だと)前から知っていたと思いますが、今はどんな気持ちですか?」
西田センセ「良いと思ってんのか?拉致支援団体に金を出して良かったと思ってんのか聞いてるんだよ!」
菅 チョクト「チッ(←菅の舌打ち)先ほどから申し上げている通り、寄付したのは党役職者として連携と支援のため」
西田センセ「もっと具体的に答弁しろ!」
山谷センセ「市民の党の横浜市議は議場から国旗を引き摺り下ろしたりして、市議として一番重い除名処分で失職している。こんな政党に民主党は2億円以上寄付した。どういう事ですか?」
菅 チョクト「同じ答弁で恐縮ですが、ローカルパーティで連携と支援のため」
西田センセ「それが良かったかと聞いてんだよ!」
山谷センセ「拉致実行犯とズブズブの関係の団体に寄付して良かったと思ってますか?」
菅 チョクト「私自身そういうグループとは承知してなかった」
西田センセ「知ってたんだろ?知ってたんだろーが!!!」
山谷センセ「機関誌に一緒に載ってるのに何言ってんの?じゃあ今はどう思ってるんですか?」
菅 チョクト「先ほどから申し上げている通り、色んな所から取材を受けているから、そういう団体だと理解してなかった」
山谷センセ「野田大臣、当時広報委員長だったから当然巨額の寄付を知ってましたよね?今、どんな気持ちですか?」
野 田 「広報委員長だったけど知りませんでした」
西田センセ「じゃあ、今、どー思ってるんだ?」
山谷センセ「今はどんな気持ちですか?」
野 田 「きちんと説明して納得できるものは納得してほしい」
西田センセ「ナニを言ってるんだ?」
山谷センセ「野田さんは菅総理の説明で今は納得してるんですか?」
野 田 「‥あの、今、頭の中で整理できてない」
西田センセ「ナニを言ってるんだよ?」
山谷センセ「菅さんはシンガンス釈放署名しましたね。田(デン)英夫に頼まれた事ですね?」
菅 チョクト「この件はテレビで安倍元総理、国会で岸議員から指摘されその都度、説明してきた。社会党や社民連が署名活動してたので署名した。社民連代表は田英夫。シンガンス署名は不注意でした」
山谷センセ「今の答弁通用しませんよ?この市民の党・代表の斉藤まさしこと酒井剛氏は田英夫の娘婿ですよ?ここに2億円?もう一度答弁お願いします」
西田センセ「何で2億も払ったんだ?って言ってんだよ」
菅 チョクト「斉藤まさしという人物は先ほどから申し上げている通り前から知ってるけど、どういう人の娘婿かとか知らない」
山谷センセ「市民の党と関連団体も事務が同じ人で、この人は現役民主党議員の秘書もしてる。民主党と市民の党はズブズブの関係ですよね。ご存じですね?」
西田センセ「表裏一体なんだよ!野田さん、こんなんで良いのか?民主党潰れちゃうぞ?」
菅 チョクト「調べてないので知らない」
山谷センセ「民主党は平成14年、在日本朝鮮青年商工会からパーティー券を30万円買って頂いております。江田さんもシンガンスの釈放署名してますが、今どう思っていますか?」
江 田 「ほとんど記憶にない。でも総理の言う通りで申し訳ない」
山谷センセ「私は家族会・救う会の方と訪米しました。先日の衆院国会で古屋議員が家族会に謝る気はないのかと三回聞かれて、三回ごまかした。今日謝ってください!」
▲「拉致事件容疑者と関係があったとすれば大変申し訳なく思っている」
菅 チョクト「拉致問題の責任者として拉致問題が解決しないことは残念です。その事については謝る。三鷹市議選に出馬した拉致犯の息子については知らないから謝るとか謝らないとかの話にならない」
西田センセ「ナニを言ってんだ?最低だな!ナニを言ってんだ!!」
(野党騒然「ふざけんな!」「ちゃんと答弁しろ!」「いい加減にしろ!」「謝らないのか?!」「本当に総理か?」「総理を辞めろ!」等など)
山谷センセ「拉致実行犯とズブズブの関係の団体に2億円以上寄付したことを申し訳ないと思ってるのか聞いてます」
菅 チョクト「今、そのぉぉぉ‥三鷹の事じゃないの?(ペーパーを見て)ここに三鷹の事が書いてある‥。あのぉ〜、私は本当に拉致実行犯との関係は知らない」
西田センセ「三鷹のことなんて聞いてないよ!質問を聞け!質問を変えるな!」
山谷センセ「さっきからそんなこと聞いてません。委員長、ちょっと通訳してあげて下さい」
(会場笑)
委員長 「じゃあ、山谷議員もう一度言って下さい」 (←何でやねん?)
山谷センセ「拉致実行犯とズブズブの関係の団体に2億以上寄付したことを家族会に対して申し訳ないと思ってませんか?」
西田センセ「何度言えば分かるんだ?」
菅 チョクト「そういう関係だったとすれば申し訳ない。でもそういう関係だったと認識してない!」
西田センセ「認識してないのか?!よくそんな事が言えるな!辞めろホントに!」
山谷センセ「よく平気でそんな嘘つけますね。今日は家族会の増元さんが来て頂いてます。増元さん、このやりとりを聞いてどんなお気持ちでしょうか?」
増元センセ「家族会事務局長をやらせてもらっております増元です。私たち家族会が結成されたのは平成9年です。それから私達が『家族を取り戻す』と言うと何故か『強制連行は?朝鮮半島に日本は酷い事をした』という赤い旗を振る人達がいてイデオロギーで拉致問題を語る。そして、この拉致問題は今だにイデオロギーで何か言う人達がいる。
この北朝鮮への寄付事件を知って、また我々が闘わないといけない闇があるような気がする。横田さきえさんは、この報道を知って『何を信じていいか分からない、拉致被害を救ってくれる政府なのか分からない』と言って、吐き気がするほど具合が悪くなったそうです。
▲私達が戦ってきてようやく北朝鮮に拉致を認めさせる流れを作ったが
▲再び私達が闘わなければならない闇が生じているのではないかと危惧を抱いている
▲「早紀江さんは何を信じたらいいのか分からない」と言っていた
シンガンス署名については家族会は過去のことは問わない。拉致被害者の救出をやってくれればそれで良い。
でも、シンガンスの時もそうですが、これで二回目です。
総理の政治団体から多額の金が寄付されてる。明確にしてほしい。被害者の犠牲を無駄にしてほしくない。ブルーリボンバッジは北朝鮮いじめじゃない。拉致被害者を救出したいというシンボルです。国会議員の皆さんにもつけて頂いて、救出を待っている国民がいるというのを意識してほしい」
▲増元事務局長の話に水を打ったように静まりかえる国会
でもですね。この与党と野党席で何か気付きません?
▲野党議員のほとんどは体を増元事務局長に向けて聞いてます
▲一方、民主与党(画像の左側)は増元事務局長に体を向けて聞いる人、何人います?
▲前列、菅、野田聞いてません。2列目枝野、細野、高木、玄葉聞いてません。
この中で真面目に聞いてるの江田と大畠だけです。
▲特に北澤!真面目に聞け!お前は防衛相だろーーが!!!
山谷センセ「菅さん、今の言葉を聞いて、どう思いますか?」
▲「そうしたことがあるのであれば政治的なおつきあいは控えたい」
菅 チョクト「頑張っているけど、拉致問題を解決できてない事は申し訳ない。シンガンス署名は間違った対応で申し訳ない。寄付については認識してなかった。 指摘されたので今後は控えたい」
西田センセ「まだ分かってないのか?控えるじゃないだろ!」
山谷センセ「どんな団体か知らないのに2億寄付したの?今日も家族会に謝罪しないの?なんで?」
西田センセ「訳の分からないこと言うんじゃないよ!」
菅 チョクト「知らなかった。関係があったとすれば、そういう団体と連携したのは申し訳ない」
▲増元事務局長のこの冷めた表情‥
山谷センセ「公安にお聞きします。拉致実行犯で国際指名手配中の森よりこさん、今どこにいるんですか?」
西田センセ「北朝鮮だよ」
公 安 「北朝鮮に留まっていると承知してます」
山谷センセ「(菅が寄稿した)機関誌・新生に原稿を書いている国際指名手配中の魚本キミヒロことアベキミヒロはどちらに?」
公 安 「北朝鮮に留まっていると承知してます」
山谷センセ「よど号ハイジャック犯の子供たちは全部で何人?」
西田センセ「民主党は一体、何の党なんだよ?」
公 安 「20人と承知してます」
山谷センセ「菅さん、こうした事はご存知でしたよね?」
西田センセ「知らずにやってたのか?」
菅 チョクト「個別に全てを知ってるわけはいない」
山谷センセ「政府認定の拉致実行犯なのに?拉致対策本部長失格だと思わない?」
西田センセ「辞めなさい!それだけでも辞任に値するよ!何してたんだ、一体?」
菅 チョクト 「残念ながら拉致問題は進展してない。本部長として全力で頑張る」
山谷センセ「昨年家族会と会ったとき、朝鮮半島で有事の際には自衛隊を救出のため派遣したいと言いましたよね? でも、取り消したけど覚えてます?」
菅 チョクト 「そういう発言をしたのは覚えてる」
山谷センセ「取り消したことは?」
菅 チョクト「自衛隊の派遣は韓国に配慮が必要。でも撤回したわけじゃない」
山谷センセ「増元事務局長、今の総理の発言を聞かれてどんなお気持ちですか?」
増元センセ「総理ははぐらかさないで強い意志で拉致問題を引っ張っていってほしい」
山谷センセ「民主党の代表選は外国人サポーターも投票できますよね?野党ならともかく与党の代表として総理を外国人が選ぶのは憲法違反じゃないですか?」
菅 チョクト「今、党内で議論してます。次の代表選までには一定の結論を出したい」
山谷センセ「指摘されたのは2年前。民主議員に聞いてもどこで議論してるかわからない。 外国人を党員サポーターにしておきたいんでしょ?」
▲この日は終始オドオドの菅氏。野党席まともに見なかったのでは
菅 チョクト「幹事長が検討してる。次の代表選までには対応するって幹事長が言ってた」
山谷センセ「反日活動家と手をつなぎ、外国の介入を容易にしながら官邸に居座り続けてますね?この指摘気に入りませんか?」
西田センセ「はは。その通りだ」
菅 チョクト 「気に入る気に入らないというより、事実と違う」
山谷センセ「どこが違うの?」
菅 チョクト「山谷さんの認識は自由だが、私の認識とは違う」
山谷センセ「この寄付問題と外国人サポーター投票問題を言っても、まだ分からない?」
西田センセ「あなた自身も外国人から金を貰ってるじゃないか!領収書早く出せよ!」
▲西田議員「領収書を早く出せよ!」 (←このツッコミ!)
菅 チョクト 「今申し上げたように、山谷さんの判断で言うのは自由だが、私の認識とは違う」
山谷センセ「話は変わりますが、先週の土曜日の午前中、何してた?」
菅 チョクト「午後の福島視察に備えて色々連絡してた」
山谷センセ「この日、天皇皇后陛下御臨席の日本体育協会100周年記念式典がありました。それを二日前にドタキャンして福山官房副長官に代理出席させた。どういうことですか?」
西田センセ「どういうことだよ?一体?」
菅チョクト「私の認識ではドタキャンじゃない。ロゲ会長は私に表敬に来てくれた」
西田センセ「それをドタキャンって言うんだよ!天皇陛下に対する態度を言ってるんだよ!」
山谷センセ「天皇陛下が御臨席の大事な式典ですよ。総理が行くのは当たり前じゃないですか?」
西田センセ「総理辞めろ!もうーーー総理辞めろ!売国じゃないか!」
菅チョクト「天皇陛下出席の式典は総理としてできるだけ出てる。ロゲ会長も来てくれたし、午後の準備があった」
西田センセ「申し訳と思わないのか!皇室に対する態度を言ってるんだよ!」
山谷センセ「ロゲ会長のスケジュールも突然変更させて会ったじゃないですか。随分、傲慢ですね」
西田センセ「菅総理、あんた一体、何者だよ?!本当に日本人か?」
菅 チョクト 「なにが傲慢かよくわかりません」
西田センセ「それでも総理か?天皇陛下は国民の象徴だよ!」
山谷センセ「今上陛下は第何代でしょうか?」
森 ユウコ 「自民党の持ち時間30分オーバーしてるんですけど!」
西田センセ「やかましい!!!」
菅 チョクト「たしか125代にあたられると思います」
森 ユウコ 「時間を守れ自民党!!!」
西田センセ「何を言ってんだ!黙れ!キサマは!!」
山谷センセ「天皇陛下ご即位20周年の時、居眠りしてたよね?」
菅 チョクト 「目をつむったかもしれないけど、居眠りしてない」
西田センセ「菅総理、あんた一体、何者だよ?!」
山谷センセ「国旗国歌法に、どういう気持ちで反対したの?」
菅 チョクト 「何度も言ってるけど、党で対案だした」
山谷センセ「枝野は?」
▲枝野は法律をもってきて答弁してたけど何を言ってるのかサッパリ分からなかった‥
枝 野 「あえて明文法にすべきではないと思って反対した」
山谷センセ「次、江田さん」
江 田 「民主党が出した修正案が否決されたから」
森 ユウコ 「時間オーバーしてるぅぅ!!!」
西田センセ「黙れ!森ゆうこは黙れ!!」
山谷センセ「次、大畠さん」
大 畠 「剣道部だったから国旗に敬意をもっている!だけど法律はなじまない。国歌は歴史がある。皆が理解しやすい国歌があってもいい。それで決断に到った」
山谷センセ「はい次、海江田さん」
海江田 「枝野と同じ」
山谷センセ「ストレステストとか言って電力自給の基盤も壊して、日本の産業基盤を壊しましたが、市民活動家だった総理として最後に一言お願いします」
森 ユウコ 「時間ですっ!答弁はもう結構ですっ!時間が過ぎてますっ!!」
西田センセ「時間がなくなったのは総理のせいだろう!」
菅 チョクト「再生可能エネルギー拡大は日本経済に大きなプラスになる」
委員長 「以上で終了」
山谷センセ「ありがとうございました」
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山谷先生、お疲れさまでした。山谷先生って優しいイメージがありますが、引かない所は引かないし笑顔でサラッとポイントをつっこんでいる所が流石ですね!
それにしても、西田先生の舌鋒鋭過ぎです。迫力あるし瞬時のあのつっこみ本当に頭の回転がはやいんでしょうね。
余談ですが、後半の森ゆうことの場外バトル。笑っちゃいました。森ゆうこは毎度うざいんですよ。野党席が騒然とするのは毎回毎回、与党閣僚の民主の答弁が悪いからなのにさー。名指しで野次られてんの(笑)
それにしても、凄い与党ですよね‥。
拉致被害者の救出にあたる政府側が党ぐるみで北のスパイ団体に支援。
・北、民潭と選挙協力
・北団体へ巨額の寄付
・外国人の党員サポーターOK
・日の丸、君が代反対
・皇室軽視
・外国人参政権賛成
・移民推進
・領土領海に無関心
つか、▲これ民主のやってきた事ですが、民主が特亜のスパイそのものです。
ナーニが「承知してない。知らなかった」よ?
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この事件、菅も民主も報道しないマスコミに許せないです‥。これは『政治と金』どころの次元じゃないですし、ましてや『菅氏個人の問題』に終わらせちゃいけない巨大事件ですが、何故か報じない新聞・テレビ。
菅も民主も許せないですが、報道しないマスコミに怒りを感じます。
主婦BROGランキングへ参加中です。
民主もマスコミも特亜のスパイだね!と思われた方はポチッとお願いします。
国会がNHK中継されてないんですが、ニコニコ動画の小泉議員の質疑は再生回数4万オーバー。生中継で見ている方もミラーも合わせれば8万〜9万人ぐらいいるんでしょうか?
最近、見てて思ったのは、NHK中継されてないと民主閣僚も中井委員長も態度が悪いような気がします。(あくまで個人的感想ですが)
で、人気のあった小泉議員の動画ですが、マスコミで報道された部分をキャプチャーしてみました。(一つのニュースだけでは全く足りないので、NNN、FNN等、複数のニュース動画を集めてみました)
あ、その前に菅総理の「子供手当」の認識のニュースを一つ読んでおいて下さいませ。
◆首相「子ども手当、歴史の上で画期的政策」
(2011.1.13 16:11)
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110113/plc11011316140112-n1.htm
菅直人首相は13日、千葉市の幕張メッセで開かれた民主党大会で、子ども手当や戸別所得補償政策に関し、「歴史の上で画期的政策だったと胸を張っていい。歴史的に間違っていない方向だ」と強調した。
>歴史の上で画期的政策
>歴史の上で画期的政策
>歴史の上で画期的政策
‥と、いうわけで小泉議員の質疑キャプチャーをどうぞ☆
【2/7日の国会】 持ち時間60分
▲「(子供手当、年金補償7万円など)財源の裏打ちのないマニフェストだった」
「蓮舫さんはマニフェスト準備委員会のメンバーでしたね?」と小泉議員は蓮舫さんを名指し。
▲「できるだけ丁寧にご答弁させて頂きたい」 ‥と言ってグダグダ関係ない説明
▲「子ども手当これも明確なマニフェスト違反ですよ」子ども手当は全額国費で賄うと書いてある
▲「地方の皆さんの意見も踏まえながら将来的にはゼロにできないだろうかという方向に向けた」
▲「努力も進めているという事は申し上げておきたい」
▲「すり替え答弁ですよ。全額国庫負担でやると言ったでしょ?」
▲野次「長妻が言ったじゃないか!長妻!」小泉議員「長妻さんも言った!」
▲「努力はしておりますが、マニフェスト違反となると、それはちょっと違う」
▲「マニフェスト違反となるとそれは違う?それが違います。マニフェスト違反ですよ」
▲「官房長官ね、笑っている場合じゃないですよ」
▲「何を言っても言い訳にしか聞こえないんですよ」全く謝罪しない枝野大臣
▲中井委員長「君らは熟議の国会じゃないか。ハハハッ」
ちゃんと答えてない民主閣僚のせいで国会が中断しているにも関わらず中井委員長‥。
マスコミが「国会崩壊」とか一時期、言ってましたが、原因は民主閣僚の答弁ですよ。
▲「民主党が古い自民党になっちゃった、そんな感覚を受けたんじゃないですか」
▲「マニフェスト09年版も全部回収したいと思いじゃないですか?」
ナイス皮肉でございます☆(*因みに、私もポストに投函された09年のマニフェスト保存してますですよ)
【2/8日の国会】 持ち時間20分
▲「子供手当がいるかいらないかの議論をやりたい」
▲「大変建設的な議論を頂きました」
▲「(マニフェストを)進めているという事はご理解頂きたい」
▲「児童手当の部分を継続して地方に負担させる事自体がマニフェスト違反」
▲「結局お金がないからですよ。ないから地方に負わせるしかない」
▲「その仕組みとして児童手当の一階部分を残したんだ」
▲「今までの負担を一年二年はお願いして、その後は自治体と相談をしっかりしたい」
▲「児童手当の時の負担を自治体の皆さんにそのままお願いしたとしても」
▲「控除の制度が変わることによって住民税が増収になりますから」
▲「自治体は(収入が)増えるんです」
▲「増税だよ!」 野党がツッコミ入れてくれました
▲「何故こういう地方の声が上がってくると思いますか?」
▲中井委員長(民主党) 「片山総務大臣!」
▲中井委員長「枝野官房長官」 小泉議員「総理に聞いてます。官房長官いりません!」
▲シャシャリ出てきた枝野官房長官「何をお約束したかと言えば‥」
▲小泉議員「(官房長官とは)昨日十分やりました。私は総理の答弁を求めている」
小泉議員の要求した首相答弁を中井委員長が別の閣僚の名前を再三指名したことから国会が紛糾。小泉議員が「質問者が要求大臣を求めるのは権利じゃないですか」と迫ると、
中井委員長は「皆忙しいんです。できる限り質問するもの必要です」と、訳のわからない釈明。
何これ?中井委員長の発言は意味不明ですし、中立じゃないです。
▲「各方面の意見も参考にしながら方向性の案を示させて頂く」
しぶしぶ出てきた菅総理『歴史上の画期的な政策』を『参考にしながら方向性の案を示させて頂く』‥答えてません。
所で、死ぬほどあると言っていた『無駄』と『お金』‥政府としてなかったと謝罪した事ありましたっけ?
▲原口議員「埋蔵金の総額90兆円ぐらい」
▲「違うかどうか賭けましょうよ」by 川内議員
▲「総理のリーダーシップを疑いますね」
▲「民主党政権がつくる日本というのは法治国家なんですかね」
マスコミ編集ですが、コレある意味、合ってます。小泉議員の質問に対して民主閣僚はグダグダ余計な時間稼ぎばかりで話がかみ合ってないんです。目玉政策だった『子供手当』ですら財源をはじめ経済効果すら大臣が把握できてない状態です。
と、言いますか、15億円を記憶にない藤井大臣‥
◆「15億円領収書、藤井氏署名と酷似」と指摘
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110210-OYT1T00567.htm
◆藤井氏15億円知らんぷり
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20110202-731960.html
◆藤井官房副長官、旧自由党の15億円問題「内容は存じない」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110201/plc11020118210018-n1.htm
◆ばらまき批判「許し難い」=藤井副長官
(2011.2.11)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011021100279
藤井裕久官房副長官は11日、神奈川県茅ケ崎市内で講演し、野党が民主党の看板政策である子ども手当や農家への戸別所得補償を「ばらまきだ」と批判していることについて「ばらまき説を言う人は経済の実態の変化が分かっていない。実に許し難い」と反論した。
藤井氏は、大規模な公共事業を実施しても高度成長期のような国民所得の増加は望めないと指摘。その上で「だから直接消費する人に直接お金を渡すということをやり始めた。これは自信を持ってやっている」と強調した。
>ばらまき説を言う人は経済の実態の変化が分かっていない
えー?じゃあ、『利益誘導』とか『散財』の言葉でいかがでしょう?
『経済の実態の変化を分かってない』と仰いますが、09年に『円高容認、為替不介入』と発言して投資家の円買いを加速させ円高に拍車をかけさせたのは一体どこの誰でしたっけ?
◆藤井氏「為替介入に反対」 異例の発言、円相場が急上昇
(2009.9.17)
http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009091601000643.html
藤井裕久財務相は、就任直前の16日午後、外国為替市場の円高傾向について「緩やかな動きであれば介入には反対だし、介入できない」と述べ、現時点では市場介入に否定的な考えを表明した。国会内で記者団の質問に答えた。
財務省幹部は為替介入についてコメントを控えるのが通例で、藤井氏の発言は異例。発言が伝わると、1ドル=91円近辺で推移していた円相場は、瞬間的に約50銭急上昇した。
▲あり得んでしょ。今、一般人さえFXやってる時代に‥。
11月25日の国会です。自衛隊の友好団体「航空会」会長が式典で、尖閣事件など民主党を批判をしたところ、自衛隊施設内で政治的な発言を控えるよう防衛省が通達。この通達に対する佐藤議員の質疑です。
で、北澤大臣がまさかの逆切れ。
【関連ニュース】 とにかく、「民間人の発言もチェックせよ!」 という仙谷・北澤氏。これが違法でない理由が 「自衛隊施設内だから!」 だそうです。
◆「秘密国家」へ?…政府の情報統制着々 民間人にも矛先!?
(2010.11.17 00:30)http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101117/plc1011170031000-n1.htm
◆仙谷氏「民間人でも制限される」 野党の検閲との指摘も否定
(2010.11.18 22:03)http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101118/plc1011182205024-n1.htm
◆航友会会長が「言論統制」と政権批判 民主党内からも撤回要求
(2010.11.21 20:33)http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101121/plc1011212034007-n1.htm
◆「言論封殺でない」防衛相、通達撤回を否定
(2010.11.22 20:59)http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101122/plc1011222101014-n1.htm
◆やっぱり進んだ言論封殺 各地で発言控える動き相次ぐ 自衛官は講演聴講も自粛
(2010.11.27 01:07)http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101127/plc1011270109004-n1.htm
▼ 前半、日本語の通じない大臣、逃げの政務官にムカつきますが、見所は最後です。
佐藤議員が入手した資料と現場から聞き取った声から 「通達を撤回しませんか?」 と質問するのですが、北澤大臣、まさかの恫喝 「どこから手に入れた!?」 …マジです。 ラストだけ書き起こしてます。
佐藤議員
何で防衛省だけ通達を出されるのか?資料2 (出席を控えさせる主旨のもの) をご覧下さい。
この検討途中の文書が現場に行っている。ある野党議員がある部隊から来てほしい言われ、議員は快諾した。ところが、この文書が出たら「申し訳ないが遠慮してほしい。訳は聞かないでくれ」と言われた。
また、ある野党議員の秘書が行事に参加して、ひな壇にいたそうです。他の議員の秘書は紹介されたそうですが、その秘書だけは紹介されなかった。理由を聞いたら「上から言われている」との答弁。
現場は通達をより守ろうとするものです。
依頼文書と通達を出して「通達を守って下さい」と、こんな事は適切じゃない。
そして、どれが政治的発言かどうか不明確です。政策的な発言もダメか?と。
判断するのも現場、責任を取るのも現場、来賓に事前調査するのも現場、で、来賓から文句を言われるのも現場、結果、現場が言論統制、憲法違反の疑いで訴えられる可能性がある。
通達を撤回する気はありませんか?
北澤大臣
どういう経緯でこういう物をお出しになるのか分かりませんが、こういう文書を佐藤議員がもってこういう場で言うということ自体私は大変不満!!!
できれば!できれば!!できればっっ!!!どこから入手されたか自衛隊の将来のために教えていただきたい!
急に激怒しだしたんですが、何を怒っているんだろう? そんなにマズイ文書だったの?それとも自分の知らない所で、隊長へ内部文書が回ったのが気に入らなかった?
過去にミスター年金は、散々、自治労から内部文書もらってたような。
北澤大臣の恫喝は 「こわい」 と言えば 「こわい」 ですが、銃社会のイラクへ2004年自衛隊派遣先遣隊隊長に任命され、部下の命を預り 『必ず生きて帰る!』 と、ゴラン高原の時と同じように遺書を書かなかったのが佐藤隊長です。
比べちゃ悪いですが、北澤、小さい男ですね。
▲北澤大臣「佐藤議員が (資料を) もらい、こういうで場で言うこと自体、私は大変不満!!」
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11月11日、佐藤正久議員の国会質疑です。
元自衛隊一等陸佐・イラク先遣隊長‥愛称「ヒゲの隊長」さらにイラク現地では「カーネル・サトウ」、やがて「サミール」の現地名がつけられた佐藤議員です。
(*サミール=アラビア語で「面白い話をする人」の意味。千夜一夜物語に象徴されるように灼熱の中東に住む人々は、夜、星空を眺めながら話をする。アラビアの歴史は夜 創られるとも言われるそうです。ですので、話が面白いのは中東では最大級の褒め言葉だそうです)
文字ばかりで、つまらないかと思いますが、熱い佐藤議員の質問と、逃げの仙谷官房長官、馬渕大臣の温度差が分かるのではないかと思います。
参議院 行政監視委員会 第2号 平成22年11月11日
テキストは【参議院・議事録】より参照
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kaigirok/daily/select0116/main.html
○佐藤議員 自民党の佐藤正久です。まず、尖閣事件について質問いたします。
海保第五管区の現職保安官が、自ら尖閣ビデオを投稿したと、処分は覚悟していると述べているようです。組織、特に海保のように実力武装集団であり捜査機関にあっては、情報管理は大事です。ルールを守らなかったら罰則規定に従って処分を受ける、これは当然だと思います。
ただ、管理責任を有する閣僚も情報管理には厳正でなければいけないと思います。仙谷官房長官自身の情報保全意識、これはやっぱり不十分と私は思わざるを得ません。
九日の衆議院予算委員会で読売新聞の記者に撮影された尖閣ビデオ一般公開検討資料についてですけれども、仮に私的メモといえ、厳秘という記載があり、内容的には不特定多数の方に見られたくないものでした。それをカメラがある委員会で広げること自体不適切、そういうふうに思われませんか。
○仙谷官房長官 私の意思に反してカメラが、私が今もこういうメモを見ていますけれども、この種のものをコピーをしたのと同じ状況でございます。これからは、委員会に私的なメモといえどもなるべく持ち込まないようにしなければならないなと、改めて考えているところであります。
○佐藤議員 内容によっては非常に重要な機密事項もあるわけですよ。そういうものを畳んでポケットに入れて予算委員会に持ってそこで広げると、これはおかしいと思いますよ。
今朝の産経新聞に、この八日の衆議院予算委員会で法務省と海上保安庁作成の機密文書、これは行政文書ですよ、これを広げている写真も出ている。この文書の取扱いというのは、恐らく内閣官房の秘密保全の訓令というものにも照らし合わせると、その登録や保管、あるいは複製、貸出し、閲覧等の各項目に違反している可能性も否定できないと思います。
もしもこれが規則に違反していたら、官房長官自身もそれなりの処分を科すという覚悟はございますか。
▲11/9 厳秘資料を国会で広げる仙谷氏
デメリットには「(SENGOKU38氏の)処分の必要性は高くない旨 主張され量刑が下がる恐れがある」
○仙谷官房長官 もし、厳格な意味で秘密指定あるいは極秘の指定がなされた後の書面が私に手交されて、私がそれをもし盗まれるとか、だれかにコピーをされるとかいうことがございましたら、私の管理上の不行き届きとしてしかるべき責任は取らなければならないと考えております。
○佐藤議員 この件については内閣委員会でやりますが、実際に閲覧場所も指定されているんですよ、手続も、送達も。官房長官御自身は御存じないかもしれませんが、全部決まっているんですよ。
それを極秘と、行政文書の極秘という文書をカメラで撮られる、それは絶対、本当あってはいけない。
だから、閲覧場所も決まっている。これについては、官房長官のわきの甘さ、これは指摘しないといけないと思います。この点については内閣委員会でしっかりやります。
次の尖閣ビデオ投稿事件に移ります。
情報管理の改善、これは組織としてしっかりやらないといけない。
でも、一番大事なことは、海を守る、主権を守るということは絶対に揺るいではいけない。
そういうことを担保しながらも、これは捜査あるいは情報管理の甘さというものは是正していく、そういう姿勢が大事だということをまず申し上げた上で質問をいたします。
仙谷官房長官が頑として一般公開しないと主張してきたビデオがユーチューブに投稿され、それを政府内部の海保職員が投稿したと申し出ました。
当該職員から、投稿したビデオ、それが入っているDVDとかあるいはUSBを海上保安庁なり警察の方が入手をした、あるいは押さえたという報告を受けていますか。
○仙谷官房長官 いわゆる流出をしてユーチューブの上で流されたものの存在というのは、私はもちろんのこと、多分、馬淵国土交通大臣にも知らされていなかったものでありましょう、そういうものが存在するかどうかということについてですね?
それは知らされていなかったものでありましょう。
こういうものが存在すること、さらには、それを扱う捜査機関たる、あるいは治安機関たる海上保安庁の中から何らかの方法でこういうものが流出するというのは、公開、非公開の問題、その公開、非公開の問題以前の極めてゆゆしき事態であると私はとらえております。
つまり、警察や検察が、あるいは国税庁やその他強制力を持った執行機関というのが日本には存在します。
その機関の職員が、大変まじめに腐敗をせずに一生懸命働いていただいているということがこの国の骨格を支えていると私は信じておりますし、経験上そういうふうに認識をしております。そこから捜査の最も重要な捜査に関する書類が漏れ出ていくということは、私にとっては考えられない事態でございます。
この事態を前にして、一応、内閣官房長官としてしかるべき責任を感じながら、絶対に再発をさせない、そういう規律と保全措置とそして法制度の再点検に当たらなければならないと、こういうふうに考えているところであります。
○佐藤議員 まじめに質問に答えてくださいよ。
私が聞いたのは、その海保の隊員が投稿した媒体のUSBあるいはDVDを入手したと、押さえたという報告を受けているか?
○仙谷官房長官 現時点ではそういう報告は上がってきておりません。つまり、捜査に関するそういう情報は私のところへは上がってきておりません。
○佐藤議員 これは大事なことなんです。捜査というだけではなく、やっぱり管理責任があるんですよ。一番大事なことは、その元を押さえなかったらまた広がる。
これは捜査とは違う話、情報管理の話ですよ。そこを押さえたかどうか、これを官房長官とかあるいは馬淵大臣が国民に言えない、これは捜査の話ではなくて、これは根本じゃないですか?
そういうことができていないから、今の政権は情報管理が甘い、官房長官自らもわきの甘さを露呈している、そこに私は原因があると思います。
また、官房長官は昨日の記者会見で海上保安庁長官の責任に言及したようですけれども、官房長官が今回のビデオの公開等を含めて尖閣事件を取り仕切った責任者ですよ。しかも、馬淵大臣は海保の監督責任がある大臣です。このお二人の責任、管理責任、監督責任、これについて官房長官はどのように考えていますか。
○仙谷官房長官 一般的に管理責任、監督責任と、まさに一般的な政府の責任者、つまり全体の責任者は内閣総理大臣でありますけれども、私はそれを補佐する役目でありますから、そういう地位に基づいては責任はあることは私も認めます。
しかし、昨日から申し上げておりますように、一般的に刑事司法に携わる機関は強力な権限を持った、相対的に独立、自立した機関であります。つまり、その証拠書類はある一定の限界の中で、限界というのは限度の中で、幾ら一般的な人事権その他を持つ管理者といえども、捜査に関する情報あるいは書類にくちばしを入れるということは、これは国交大臣といえども、例えば海上保安庁の中の仕組みについて、あるいは捜査について口出しをすべきことではないし、そういうことができないようなことになっているはずであります。
そして、そういう自立的な権限と管理責任の範囲というのは、同じ……
○委員長 長官、できるだけ簡潔に願います。
○仙谷官房長官 しかるべく決まってくるわけでございまして、そういう仕分の中で、整理の中で責任の範囲というのは、程度というのは決まってくると考えております。
○佐藤議員 何言っているんですか?
捜査の中身の話をしているんじゃなくて、さっきから情報管理の話をしているんですよ。全く分かっていない。実際、馬淵大臣も十月十八日に情報管理をしっかりやれと指示しているじゃないですか。情報管理をしっかりやれ、それは当然責任があるんですよ。中身の話を言っているんではない。
だから、昨日、総理大臣も事務次官を集めてやったり、今日も官房長官が副大臣を集めてやったんじゃないですか。情報管理の話をしているんですよ。そんなすり替え、絶対駄目ですよ。政治というのは責任があるんですよ。
じゃ、防衛庁が平成十年、あの発覚したいわゆる調本事案、ここでは大臣が責任を取って辞めています。しかも、その事件自体は前の大臣のときに起きたやつを、発覚したときの大臣が責任を取って辞めています。なぜ当時の防衛庁長官は責任を取って辞めたんでしょうか。防衛副大臣、お願いします。
○安住淳防衛副大臣 今の佐藤委員のお話は、十年九月三日及び四日に起きた調達実施本部の幹部の不祥事事案ということですけれども、これは確かにそういう事件で当方の職員が背任容疑で逮捕されたわけでございますが、事実関係を申し上げますと、十月の六日にそれは起きましたが、十月十六日に問責決議が可決をされ、そして同年の十一月二十日に、これだけでなくて、複合的な理由で防衛庁長官は当時お辞めになっております。
一方、イージス艦にかかわる事案等についても不祥事はありましたが、このときは長官、大臣等は辞任をしておりません。
○佐藤議員 実力集団たる防衛省あるいは自衛隊、これはやっぱり厳格な指揮あるいは規律というものは求められます。よって、監督責任たる大臣が責任を取ってしっかりと立て直すという覚悟が必要なんですよ。海上保安庁も同じような実力武装集団です。それを監督する、それしっかりやらなかったら国民からの信頼なんか得ること絶対できませんよ。
だから、イージス艦のときも、今責任取っていないと言いましたけれども、実際小池大臣も辞めているんです。
政治というのはそういう結果に対して責任を負う。にもかかわらず、それを政治職だ、執行職だ、こういうふうに分けてあたかも責任を全部現場に押し付けようとする、これがまさに今の民主党政権の体質のような気がして仕方がありません。
全部責任取っていないじゃない、政治家は!
全部秘書が悪い、おれは知らない。そんな繰り返しばっかりですよ。政治が責任を取らずに、仮に海上保安庁長官だけに責任を押し付けてしまったら、国民の菅政権に対する信頼失墜しますよ、全部海保が悪い。
今回の現職の保安官、自分がsengoku38と申し出ているんですよ。これは、命懸けで逮捕した中国の船長を処分保留のまま釈放し、かつ海保活動の正当性を示すビデオを隠ぺいした菅政権、これは尖閣事件を取り仕切った陰の総理と言われる仙谷官房長官に対する現職保安官の意思表示との見方もあります。
今後、神戸と石垣のつながりが明らかになれば、状況によってはほかの海上保安官の関与が明らかになるかもしれません。神戸での勤務経験がある第十一管区の保安官が休暇を取得して神戸の方に立ち寄ったという情報もあります。馬淵大臣、こういう情報に接していますか。
○馬淵国交大臣 承知をしておりません。
○佐藤議員 これからいろんなことが明らかになってくる。だけど、そこは政治がしっかりしなければ、責任を取らなければ、現場の隊員、全然上を信頼することができなくなってしまいます。
今後、海上保安官の更なる関与が明確になれば、更に官房長官なり、馬淵大臣の責任は私はもっと重くなると思います。そういうときに全部現場に押し付ける、それで本当に馬淵大臣、あなたは男として大臣として恥ずかしくありませんか?
○馬淵大臣 捜査の過程において今様々な、その取調べも含めて、今機関が行っておる、その中で事実が明らかになると思っております。
私は、男としてということで問われましたが、まずは大臣としてその職責を全うすべきは、事実の徹底究明であり、更には二度とこのような、あってはならない、その情報の流出などあってはならない、二度とこういうことが起こらないような防御策、これを講じることが私の責務である。人として男としてと問われると、私は真っすぐに今までもその責務を果たして生きてきたと思っております。ただ、今日この場において問われるのは大臣としての責務です。
繰り返しになりますが、大臣としての責務は、事実の徹底究明並びに二度と起こらないように再発防止策を講じることである、と考えております。
○佐藤議員 それは当たり前の話であって、その後に政治家としての責任があるんですよ。何言っているんですか。
それは当たり前のことであって、職務として、その後に政治任用としての大臣の責任がある、そこを全然触れない。今この中継を見ている一般の方々、がっかりしていると思いますよ。
官房長官は、政治職、執行職は切り分ける、海上保安庁に大きな責任がある。国交大臣は自分から責任を取るということを明確に言わない。ある程度そういう対応を取ったら責任を取る、当たり前じゃないですか。
じゃ、観点を変えて質問します。
大臣、なぜ九月七日の事件発生から約二か月もたった十一月の四日にこのビデオが投稿されたというふうに分析をされていますか。
○馬淵大臣 その事実関係も含めて現在捜査機関において調査をしている、捜査を行っているわけであります。私が何か推測を持って、予断を持って私の思惑なりをお伝えするというのは、これは適していないと思っております。少なくともこの事実については捜査機関によって明らかにされると考えます。
○佐藤議員 もう国民は分かっていますよ。この二か月何があったか。もう耐えられなくて出したというのを多くの国民は分かっています。もっと早く入手していたかもしれません、ビデオを。だけど、もう耐えられないという思いがあったと思いますよ。
この問題の根っこは、病根は、菅政権の国家の安全保障に対する危機管理の意識の不足、認識不足、そしてまた海上保安庁の正当性を証明するビデオ、これを公開をしない、全部責任は現場に押し付ける。
片や中国からは、海上保安庁がぶつけてきたんだ、いろんなことを言われる。
現場の危険性はどんどん高まっているじゃないですか!
何回言っても処分保留、釈放、悪いのは海上保安庁、正当性を全然言わない。そういうことがこの二か月どんどんと高まってきた。そう思いませんか?
今国民は、菅政権の外交、今回の尖閣問題を含めて、ある新聞社の調査によると九一%の方が不適切と言っているんですよ!
本当に海上保安庁を監督する大臣として、なぜこの二か月、こういう状況でこう出たか、もう一度お願いします。
○馬淵大臣 繰り返しになります。私は事実を明らかにすることが私の責務であると申し上げた。この事実が今捜査関係者によって取り調べられておるわけです。
なぜこの二か月間でこのようなことが起きたかということについてはこの捜査によって明らかになると、そのように考えます。
○佐藤議員 もっと自己分析をしていただきたい。全部捜査、捜査と。それ逃げちゃ駄目ですよ。やっぱり言えることは言った方がいい。それやらないと、また第二、第三の流出事件が起きてもおかしくないですよ。政治は責任を取らない、全部現場に押し付ける。やっぱりそこは真剣に情報管理という観点からも、捜査じゃないですよ、情報管理という観点からもやっぱりそこは真剣に考えた方がいいですよ。私も現場上がりの男です。大臣が何かあったらそれは責任を取ってくれると、そういう信頼関係の下にみんな命懸けで頑張っているんですよ。
この二か月、ビデオを公開しないがために、隠ぺいしたために中国では何が起こりましたか?
日本の海上保安庁が悪い、反日デモまで起きているじゃないですか。さらには、それに付け込んでロシアの大統領までが北方領土の国後島に上陸したんですよ。その後にこの流出事件が起きているんですよ。
全部、一連の延長線上に今回がある!
にもかかわらず、単なる情報漏えいというだけで現場に責任を押し付けて、政治は全然責任取らない。これは国民は絶対許さないです。
なぜこういうことになったのか、病根は何なのか、これを言うのが政治でしょう。それは官僚の方や海上保安庁長官なんか言えませんよ。それは、国民がなぜ菅外交をこんなに評価していないか。ビデオの一般公開も八割以上の方が公開すべきであったと言っているんですよ。本当にそういう意味で情けないと思います。
これまで能登沖あるいは南西沖のときはビデオ出したじゃないですか。しかも、今まで船が接舷して海上保安官が乗り込んでいるという場面だって公開したことがあったんですよ。
海上保安庁の保安官が命懸けでやっている、その正当性をやっぱり大臣、何とかしないといけない。もう国民は分かっていますよ。皆さんの現場への押し付け、隠ぺい体質、絶対これはいけないと思います。
海上保安庁長官、現場の思いとして、このビデオの公開、もっと早くやるべきだというふうに今率直に思われませんか。
○鈴木海上保安庁長官 このビデオの取扱いにつきましては私どもも検察当局と協議をして決めたことでありますが、やはり海上保安庁の警備、取締りにおける秘匿性の問題、それから関係者の名誉、人権の問題等を考慮いたしますと公開することは適切でないと判断したものでございます。
○佐藤議員 国会の方は、衆議院あるいは参議院の方もやっぱりこのビデオについては広く公開すべきだという意見が民主党さんも多いんですよ。
予算委員会でもそういう方向で決議をして申し入れる。違うのは菅政権だけじゃないですか。国民も約八〇%が求めている、国会議員、与党ですら広くすべきだ、と。
そんなに中国に対する配慮が必要なのかと国民は思いますよ。まさにこれが弱腰外交であり、私は媚中外交だと思いますよ。そういうのを絶対やめていただきたい。
最後に、大臣、もう一回全部の調査が、捜査が終わったら責任を取るということを言っていただけませんか。
▲産経・FNNの世論調査では78.4%が 「全面公開すべき」
○馬淵大臣 先ほど来外交についてお話をされておられました。また、国民世論調査の結果についてもお話ございました。これは国民世論調査の結果というものは真摯に受け止めながら、また外交に関しては政府として一体となって、また所管の大臣、誠心誠意取り組むというふうに思っております。
また、責任についてのお話でございます。繰り返し申し上げますが、大臣としての責務は事実の徹底究明、そして二度とこうしたことが起こらないような再発防止策、これを講じることだと、このように申し上げます。
○佐藤議員 本当がっかりしました。これを見た国民あるいは海上保安官、がっかりしていると思いますよ。以上です。
92年カンボジアPKO、96年初代ゴラン高原派遣輸送隊長、04年イラク先遣隊隊長に任命され、まさに命がけで働いた佐藤議員が真剣に質疑をしているのに、仙谷氏と馬渕氏の論点ズラしはガッカリを通り越して頭にきました。
ちょうど、佐藤氏の『イラク自衛隊「戦闘記」』2007年第一版発行・講談社刊を読んだばかりなので怒り倍増です。
真摯に質問する佐藤議員が気の毒に思いました。
今さら、11月4日の国会ですがmemoです。
伊吹元幹事長が割と挑発的に質問し、菅総理がまたトンチンカンな答えをしていたんですが、マスコミはあまり報道しませんでしたよね。私も知りませんでした。
マニフェストは票の振り込め詐欺
▼伊吹元幹事長の質問
22年度は7兆1000億円 そして25年度では16兆8000億円分を
完全に実施し、その財源は全て無駄の排除で手当するというのは
国民との約束なのです
出来もしない公約により票をとり権力を握り、政府を掌握すれば
できないことを説明し許してもらいたいでは
票の振り込め詐欺ではないか!
参院選での民主党の敗北は 騙された事に気付いた国民の意思の表れだ
▼そして、答える菅総理
子供手当、高校無償化、農業の戸別補償など
マニフェストに盛り込んだ多くは実現ないし、着手したことは
いろいろな機会でも申し上げてきた
財政上の制約などでどうしても できないものは国民に説明し理解して頂きたい
国民が示したのは原点に戻って頑張れという叱咤激励
(解散総選挙は)全く念頭にない
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マニフェスト票の振り込め詐欺〜伊吹氏
< 2010年11月4日 18:47 >
http://www.news24.jp/articles/2010/11/04/04169989.html#
今年度補正予算案をめぐる代表質問が4日、衆議院本会議で行われ、自民党・伊吹元幹事長は、民主党が総選挙のマニフェストで示した財源確保の見通しが立っていないことについて、「票の振り込め詐欺だ」と批判した。
伊吹元幹事長「22年度は7兆1000億円、そして25年度では16兆8000億円分を完全に実施し、その財源はすべてムダの排除で手当するというのは、国民との約束なのです。出来もしない公約により票を取り、権力を握り、政府を掌握すれば、できないことを説明し、許してもらいたいでは、票の振り込め詐欺ではないか!」
菅首相「子ども手当、高校無償化、農業の戸別補償など、マニフェストに盛り込んだ多くは実現ないし、着手したことはいろいろな機会でも申し上げてきた。財政上の制約などで、どうしてもできないものは国民に説明し、理解いただきたい」
また、伊吹元幹事長は、今年の参議院議員選挙での民主党の敗北は「だまされたことに気付いた国民の意思の表れだ」として、解散・総選挙を求めた。これに対し、菅首相は「あくまで、自分の消費税発言が敗因だった」と述べた上で、「国民が示したのは、原点に戻って頑張れという叱咤(しった)激励」であり、解散・総選挙は「全く念頭にない」と否定した。
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動画も見ましたが、菅さん何だか、お疲れのご様子。
「今年7月参院選と10月の北海道補選での大敗は直近の民意ではないか?」 と伊吹氏の問いに
「国民が示したのは原点に戻って頑張れという叱咤激励」 と菅総理
選挙で民主に投票しない事=頑張れという叱咤激励
また、鳩山理論ですか……。
それにしても、この数時間後(11月4日深夜)、民主にとって悪夢のような尖閣ビデオ流出という爆弾ニュースが入ってくるとは…。
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平成22年10月18日 参院決算委・丸山和也(自民)議員の質疑全文です。テキストは(*国会会議録検索システム)より参照。 http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index.htm
○丸山議員:自由民主党の丸山和也でございます。よろしくお願いします。
まず、質問を全般を通じて少し、全部ではないですけど、このパネルを上げさせていただきます。(資料提示)
これは南洲翁遺訓ということで、西郷隆盛が言ったことを旧庄内藩の藩士がこれはいいということを書き残したと言われております。今回の質問にも関連しますので、しばらくここに置かせて頂きます。
決算委員会は平成20年度の審査も終了していなくて、前国会において決算委員会を開いてくれということを再三我が党の方からも要求したんですけれども、民主党さんがいろんな事情を説明されて、大臣の出席が難しいという一点張りで、結局開かれないで終わってしまったということで、非常に決算重視の参議院にしては歴史に汚点を残したという思いがあります。
ようやく今日、決算委員会開いたわけですけれども、やはり月日が過ぎてしまうとそのとき聞きたいことも変わってしまいますので、これからは決算重視ということを、総理大臣あるいは官房長官、それからすべて、肝に銘じてやって頂きたいということを一言お願いしておいてですね。
それで、菅内閣が発足しまして多くの国民、多くでもないかもしれないけど、かなりの国民がやっぱり期待をしていると思うんですが、菅内閣というのは私も、官房長官に仙谷さん、仙谷官房長官が選ばれたということが僕、唯一の、これ本人目の前にしてアレですけれども、別に褒め殺しするつもりじゃないんですが、全ての閣僚を見ただけで官房長官だけは実力があるなと。人物、見識、まあ見識にもいろいろありますけど、人間的総合力としてですね。これはだから仙谷内閣だなというふうに私はそのとき思った。
ちょっと私の買いかぶりかなと思ったら、やっぱり菅総理大臣が官房長官に仙谷氏を指名した理由として、仙谷さんは実力のある方ですからと。他の大臣と比較されたのかどうか分かりませんが、そういうふうにおっしゃって、そういう意味では総理大臣も人を見る目があるんだなということで、まあ仙谷内閣のようなつもりで私もずっと見させて頂いているんですけど。
そこで、今回早速にというか、官房長官の力量が発揮されるべき事件が中国人船長の逮捕ということで起こりました。それで、私も素晴らしいと思った。
なぜ素晴らしいと思ったか?
国内法に従って粛々とやります。私も弁護士でやっていましたから、当たり前のことを粛々とやるということがどれだけ大事か、また時によってはどれだけ難しいかということをよく分かった上でおっしゃっていると、さすが仙谷内閣というぐらいに思いました。
そして、当時国交省の大臣でありましたけれども、前原さんもやはり法に従って粛々とやりますと、こうおっしゃった。そのほかの大臣も、求められたときには皆その言葉に倣うようにして、法に従って粛々とやりますと。
この言葉を聞いた時、私はもう全く一%の疑いもなく、ああ、これは刑事訴追されるなと、恐らく、確信犯ですから、実刑か執行猶予かは別にして有罪判決が下りるなと、その後強制送還になるんだなと、私の弁護士経験から踏まえましても何の疑いもなく素直にそう思いました。
恐らく日本国民すべてが、良識のある人はそう思ったと思うんです。法に従って粛々とやるということは、難しいことを言うまでもなく、単純にそういうことなんですよ。私は疑わなかった。しかも、逮捕の決定は私が下しましたと天下の前原さんがこうおっしゃったわけですから、それはもう間違いないなと二重、三重の確信をしましたところ、どうですか結果は。
私はこれは本当にびっくりした。
25日に釈放されたと。すぐ、午前1時36分、釈放された。2時13分、チャーター機で帰ったと。これを私、まさかと思った、誤報かと思って。それで、びっくりして、実は仙谷長官に連絡取らせてもらった。
ここから先は、仙谷長官、多少喋ってもよろしいでしょうかね。もし、どうしても喋らないでくれと言われるんなら私は伏せておきますけれども。
──特にないようですから、喋らせて頂きますけれども。私は別に政治的に特別な意図があるとか、いうことじゃなくて、私が余りにもびっくりしたもんだから。
法に従って粛々とやると言ったのが無条件釈放というのはどういうことかなと。私のだから法律の理解を超えていましたから、是非官房長官の意見をお聞きしたいということでお電話をさせて頂いた。気さくな官房長官ですからすぐ電話に出て頂いて、これは問題あるんじゃないでしょうかねと私はお聞きしました。
すると官房長官は、「どこが問題があるん、君ならどう思うんだ」 ということがありましたんで、
私は、先ほど言いましたように、「訴追をされて、それから判決を得て、それで送還するなりというのが法に従って粛々とやることじゃないんでしょうか」と私の見解を申し上げた。
すると官房長官は、 「そんなことをしたらAPECが吹っ飛んでしまう」と、来月ありますね、そこまでやっていいというなら別だけどねと、吹っ飛んでしまうと、中国関係、国際関係の問題を考慮されたんでしょう。
それで、私は、生意気でしたけれども、「いいじゃないですか、一度ぐらい、日本の国益が初めて日中関係で大々的に試されている時期なんだから、法に従って粛々とやることを一回やってみましょうよ」と言うことを申し上げたんです。
そこからは、「今はその時期でない」という御意見だったと思うんですけれども。
詳しいことは分かりませんけれども、そういうことで意見は一致しませんでしたけれども、私は、いまだに法に従って粛々とやるということが阻害された重大事件だと思っている。
それで、これが仮に、いろんな質問ありましたけれども、一種の政治判断からそうしたということなら、是非はあるでしょうけど一つの筋は通ると思うんですよ。
でもこれは、重大な事件でありながら、『一那覇地検がしたからそれを了とした』というだけでは、ちょっと結末の付け方が余りにも小さ過ぎる。大官房長官の発言にしては結末が小さ過ぎるという感じがしていまして、それで、私がここからは質問なんですけれども、総理大臣より官房長官に先にお聞きしてもよろしいでしょうか。
官房長官の言によりますと、那覇地検の独自の判断であって一切政治的な意見は言っていないと、こういうことをおっしゃっているんですが、仮に百歩、万歩譲ってその通りだったとして、そういう決定を下して那覇地検が釈放してくれたということで有り難いなと思われているのか、勝手にそんなことして俺の出る幕がなくなったじゃないか、政治判断をしてやろうと思ったのにと、そこまで思われないでしょうけれども、重大な国益を、一地検がそういう釈放してしまって、結果は事なかれに終わったけれども大きな問題を残したなと、そういうふうに思われているのか、結果的に那覇地検の行為をよかったなと、やれやれと思われているのかどうか。この点についてひとつお聞きしたいと思います。
○仙石大臣:丸山議員は、生まれた年、生まれた月が同じでございまして、私よりも多分8日お下でいらっしゃると思います。で、同業者でございますので大変好意的な御評価をいただいておりまして、誠に恐縮この上ございません。
それから、さっき、この24日の後に先生からお電話を頂いたということでありますが、最近健忘症にかかっているのか何か分かりませんが、そういう電話で今、丸山議員がこの場で暴露されたような会話をした記憶は全くない ことをまず申し上げておきたいと存じます。
そこで、事件全体の評価、とりわけ9月24日の那覇地検の処分を聞いてどう思われたかと、どう思ったかと、こういうお話でありますが、私は、ずっとお答えしているように、『那覇地検が刑事訴訟法二百四十八条に従って、収集した証拠、捜査を遂げた上で、事件全体、総合判断をしてこういう処分をされたんだな』 と、そういうふうに受け止めたと、こういう次第でございます。
○丸山議員:昔から、記憶にございません、覚えていませんというのは政治家のよく使う言葉で、だんだん政治家も偉くなるとこういう言葉をよく使ってくるんですね。
我々のようなぺいぺいだとなかなか使えないんですけど、官房長官ぐらいになると平然と覚えていませんと、記憶にございませんとおっしゃるものですから、記憶がないという人は今すぐに思い浮かべるのは無理でしょうからこれ以上は言いません。
それに続いて、私は、ここにありますけれども、(発言する者あり)見えないですね。じゃ、私が読ませていただきますけど。
『正道を踏み国を以って斃るるの精神無くば、外国交際は全かるべからず。強大に畏縮し円滑を主として、曲げて彼の意に従順する時は、軽蔑を招き、好親(親しい交わりをするつもりが)却って破れ、終に彼の制圧を受くるに至らん』と。
これは昔に語られた言葉ですが、こういう外交交渉で、あるいは武力衝突とまでは言いませんけれども実力が接触するような場面になると、こういう言葉が思い浮かばれるときが来ると思うんです。
そういう時の国を背負って立つ人の一種の気概ですよね。国を背負って相手と戦うんだと、戦ってでも国益を守るんだという気概がないと戦う前に敗れる。人間は腹さえ張れば生きていける、国は経済的に豊かにさえなれば強くなるというものでは決してないんだと。その気概こそが国を背負う人の一番大事なんだということを言っていると思うんですね。
それで、ここからが私の官房長官との会話の一番いいところなんですよ。それで、私は官房長官に、まあほとんどお記憶ないですから気楽に聞いておいて結構なんですけれども。
こういう無条件釈放するようなことで、粛々と法に従ってやりますという、天下の大閣僚がすべて述べられて、気が付けば釈放してましたと。これでは国内的に収まらないのは勿論、国家の気概、国民の気概として大きな損失じゃないか。
いずれ、 「近くなくとも遠い将来に日本は中国の属国化、属国になっていくんじゃないでしょうか」ということを私はまあ生意気ですけど申し上げた。すると、官房長官、驚いたことに、「いや、属国化は今に始まったことじゃないよ」と、こうおっしゃったんで、非常に冷徹な見方なんですね、これね。恐ろしいというか、現状認識が正しいというか。まあ属国化もしようがないと思われているのか、そういうことはないと思うんだけれども、そうおっしゃった。
そこで私は、これは予算とか決算の枠を超えて、国会で一回、国家の精神について大官房長官と総理大臣に是非お聞きしたいと思っておるんです。官房長官、思い出されたら思い出した範囲で、思い出されないとしたら、私の所見についてどのような、現時点でお考えになっておるのか、一言。
○仙谷大臣:ちょっと南洲翁の遺訓を見せてください。西郷南洲翁遺訓で、以前私も読んだことがございます。
丸山議員がおっしゃる気概というのは、私は、政治家であろうと庶民であろうと気概がなければ人生を全うできないとも思っておりますし、特に政治の道に進んだ者としては、まさに国民の生命、財産を守り抜く、そしてこの国の主権を進展させると、その気概を持たなければならないと私も常々言い聞かせているところでございます。
ただ、ただ、気概が気負いになり、さらに勢い余った場合にどうなるかということも絶えず自戒しなければならない。西郷南洲翁がなぜ征韓論を唱えてついには参議を辞して鹿児島に帰られて、西南戦争を本意ならずとしてもその総大将に祭り上げられて倒れていくという過程が、その遺訓とどう、何というんですか、遺訓に沿っておるのか、遺訓と擦れ違ったところがあるのか、これまた私どもは拳々服膺しなければならないと思います。
それで、属国論の話、丸山さんと電話で話した記憶は全くございません。ただ、属国、属領についてもし私が何らかの機会に丸山議員とお話ししたことがあるとすれば、ブレジンスキーが日本はアメリカの属領であるということを書いていることがありましたよねと、そういう言い方をした可能性はございます。
○丸山議員:ブレジンスキーの「ひよわな花」でしたかね、ああいう本も出していますけれども、ああいうことに関して官房長官と属国論についてお話をした記憶は私は一切ございません。
官房長官は、要するに気概はあるんだけれども気負いになってやり過ぎて失敗してはいかぬというようなことを最近よくおっしゃっている。これが仙谷官房長官、いわゆる柳腰外交の真髄を言われんとしているんじゃないかと思うんです。
ですから、柳腰外交という言葉自身は私は頭からけしからぬとかそういうふうには思っていないんですよ。どういうふうに使おうとそれは勝手で、中身だと思うんですよね。しなやかで、しかもしたたかでという、これは本当にその通りであれば素晴らしいと思うんですよね。
ただ、私は、今回の経緯を見ても、法に従って粛々とやることが、起訴をして判決を取ることが、どうして気負いになって、やり過ぎで、調子に乗った行為になるのかと思うんですね。当たり前の、最低限度のことであるんじゃないかと。
だから、少なくとも那覇地検がやったことについては残念であると、介入はしなかったけれども、そういう形で釈放したということは、法に従って粛々とやると言った一人の人間としては誠に残念だと後から感想として述べられるくらいのことがあっても、決してこれは調子に乗った官房長官でも、気負いに乗った、気負い過ぎた官房長官でもないと思うんですが、ここら辺はどのように思われるんでしょうか。
○仙谷大臣:先ほどから申し上げておる通り、今回の、9月7日から24日まで、そしてその後の、現在の日本を取り巻く、中国を含め、国際社会のこの雰囲気あるいは評価というものを御覧いただければ、私はここまではまずまず歴史の評価にも堪え得るだろうと思っているところでございます。
それから、気概の問題は大いに結構なんでありますが、名分と言いましょうか、今の時代の外交とか国際政治における我々の行動というか所作というかビヘイビアは、やはり国際社会の、明治維新であれば万国公法ということでありましょうが、今の時代は、やはり国際法及びそれに基づくコモンセンスというものに対応できるというふうなものでなければ、あるいは広く国際社会から受け入れられるというビヘイビアでなければこれはもたないといいましょうか、適応性が、適切さがないという評価を受けるんじゃないかと私は思っております。
○丸山議員:この事件を耳にして私が思い浮かべたのが、大津事件というのがありましたね。ロシア皇太子が津田三蔵でしたか、刀で切り付けられたと。それで、当時の伊藤博文含め権力者といいますか、これはやっぱり旧刑法に従って大逆罪というか、皇室等に、皇族に対する罪として、要するに死刑に処すべきだという非常に圧力を掛けたんですが、児島惟謙大審院判事が、いや、これは、法律はそういうことを、外国の皇族であろうが皇太子であろうが、日本の皇族というのには想定していないということで、あくまで法に従って粛々とやりますということで、はね付けたんです。
それで、いろんな圧力があったけれども、結局無期懲役という形で国内法に従って粛々とやった。これが世界から随分評価されて、また日本の先進国としての評価が、先進国の仲間入りした、しようとしていた時期でしたけど、非常に国際的評価を高め、日本の権威、気概というものを世界に知らしめたといまだに語り継がれている。
これと比べて、今回の事件が官房長官おっしゃるように国際的評価を得たとか高めたとかいうこととは、現実的処理を事なかれ的に収めることには手早く成功したけれども、歴史的評価という意味では真逆であったんじゃないかなと。これはほとんどの人が、法律を余り知らない人でも、良心のある人ならそのように思うんじゃないかと思うんです。
こういうことが積み重なっていくと、日本国内で、経済だけじゃなく精神的な閉塞感、諸外国に対する卑屈さ、いろんな意味で、のぼせ上がりではなくても健全な覇気というものがやっぱり僕は損なわれるんじゃないかと。ここは肝に銘じて、官房長官も、その後私との会話も思い出されるでしょうから、是非、今後の外交方針に、アドバイスに当たって配慮していただきたいと思っています。
続いて聞きますけれども、いわゆる尖閣諸島は実効支配していますと防衛大臣もおっしゃっていますし、恐らく政府の公式見解だと。これは辛うじてと、あえて仮に賛成するにしても、辛うじてということじゃないでしょうか。
そして、歴史的にも法律的にもこれは日本の領土である、間違いないと日本国政府は言っています。
しかし一方、中国では中国固有の領土だと言っている。しかも、これ衆議院の予算委員会でも戦略的国境ということが石破委員から出ましたけれども、中国の文書、ある文書では、これ私直接見ていないんですが、それが正しいとすれば、中国の公の文書においても、国境は、国と国の国境は国力に応じて定まるんだという文書があると。これはまさに、国力を増大して他国の領土で周辺でも実効支配していけば、それはやがて国境になるんだというフィロソフィー、考え方なんですよね。だから、こういうことを公然とやっぱり公の文書で述べている国と対峙していくということの難しさがここにあると思うんですよ。
そうなると、尖閣諸島は日本が実効支配していると言っていますけれども、もっと、理屈の上だけじゃなくて、本当の意味での実効支配をするために政府はどのようなことをお考えになっているのか。例えば、基地を建設するとか、あるいは常駐部隊を駐留させるとか、あるいは民間でもいいですけれども日本人の居住を認めるとか、こういうことについて何らかの対策を取る必要があると思うんですけれども、前原大臣、そもそも今回の件は、尖閣諸島の今回の逮捕の事件の発端は、大問題にした張本人はあなたなんですよ、私が逮捕を決定しましたと。だから、見ようによれば、前原大臣が火を付けて、仙谷長官が火消し役に回ったというような感じなんですよ、私から見れば。
そういう意味で、張本人としてこれからの尖閣諸島の実効支配に向けてどのようなお考えがあるか、政府統一見解じゃなくてもいいですけれども、お考えをお聞きしたいと思います。
○前原大臣:逆質問をできないのが辛いですが、まず一つは、衆議院でもそういう新聞の記事を引用して、それを決め付けて質問をされた方がおられました。それについては違いますということを答えましたので、別に張本人と言われることについてやぶさかではありませんが、事実ではないということは申し上げておきたいと思います、その記事はですね。
じゃ今までの、かなり威勢のいい質問をされておりましたけど、逮捕をすべきではなかったという前提に立っておられるのかどうなのかということを私は今の御質問を伺っていて逆に不思議に思いました。
あれほど、まあビデオを見ておられないのでお分かりでないかもしれませんが、言ってみれば公務執行妨害、そして体当たりをしてくるということについてどう判断をするかということで、海上保安庁が、今までではない事例でありましたけれども、実際問題逮捕したわけです。
その後の経緯については先ほど議論がありましたけれども、そういう意味で、私は海保が逮捕をしたということについては間違いではなかったと思います。
それで、御質問ですが、実効支配はできているわけですよ。実効支配はしているし、そしてこれは前政権からずっと同じような形で来ているわけですね。
今後、今年で日本のGDPというのが中国に抜かれます。あと、このまま行くと八年間で日本のGDPの約倍になる。そして、この二十年間で中国は国防費を約十九倍にしているわけです。毎年毎年前年度比一〇%増で来ているという中で、我々はこれから実効支配をしていかなきゃいけないということになれば、委員がおっしゃるように相当程度の我々はやはり覚悟を持たなくてはいけないというふうに思うわけでありますが、しかしこれも、先ほど来から委員がおっしゃるように歴史的に見てもこの尖閣というのは日本固有の領土でありますし、中国は一九七一年になってこの海域に、海底に天然ガスや石油があるということが分かり始めてから手を挙げ始めて、いわゆる後出しじゃんけんのようなものでありまして、そういう意味においては、これからも我々はこの尖閣諸島を今までのように実効支配をしていくと、それに私は尽きるんじゃないかと思うんですけれども。
○丸山議員:私は、逮捕したのをどう思われるかと言われると、私はもう当然のことだったと思っていますし、最初から言っていますように、逮捕、起訴、判決、それからそれに基づく送還なら送還と、ここまでをやって粛々とやると。
これは、中国がどんなに言っても、これは国内法の手続で当たり前のことなんですと、腰を低く、まさに柳のような感じでやり合えばいいじゃないですか。申し訳ございません、これは国内法で当たり前のことでやっているんですからどうか御勘弁をと、そこでこそ柳のように折れて、それで判決取って強制送還すれば、やっぱりやるなと。これが本当の柳腰外交じゃないですか。いきなり折れてしまっては、柳のこのしなやかさがないんじゃないでしょうか。
前原大臣は、こういう釈放になったことについて、まあ介入はしなかったという前提で結構ですけれども、残念だと思われているのか、いや、早く地検が釈放してくれてよかったなと思っておられるのか、そこを簡単にでいいですけれども。
○前原議員:累次答弁があるように、検察が決めたことでありますので、私それをそのとおりに政府の一員として思っております。
ただ、問題は終わってないんですよ、この問題は。何度も私は国会で答弁をしておりますように、先ほど大津事件の話をされました。一刑事事件が外交問題になったり、あるいは戦争になったりしたことというのは、古今東西ごまんとあると思いますよ。
やくざの抗争だってきっかけは一刑事事件なわけですよ、結果的には。しかし、それが大きな抗争になっていき、あるいは戦争になって外交問題になるなんというのがあるわけで、今この日中問題というのはまさに外交問題として横たわっているわけですよ。だから、折れる折れないとか、何の、柳の定義が分かりませんけれども、しっかりと日本の立場を守りながら日中外交をこれからやっていくということじゃないですか。エールを送ってください。
○丸山議員:前原大臣は、出足は勇ましいが、最後はいつも動かないという感じで、応援はしているんですけれども、本当に柳腰外交ならしたたかに、しなやかにやっていただきたいと。
もう時間がありませんので次の問題に行きます。
中国は謝罪と損害賠償を求めるという、声高に言っていたんですけれども、菅総理大臣は謝罪するつもりもなければ損害賠償にも応じませんと、こうおっしゃった。
僕はこれ、当たり前のことじゃないかと。日本が謝罪を求め、損害賠償をすべきなんですよ。この点について、日本政府として謝罪なり損害賠償を、金額も含めて、損害賠償をするつもりがあるのかどうか、これについて、総理大臣、お聞きしたいと思います。(発言する者あり)損害賠償請求です。
○菅総理:今、丸山議員御本人が言われましたように、その話が届いてきたときの最初の私の発言が、中国からですよ、中国から謝罪と賠償を求められてきたという話を聞いたときの私の発言が、今おっしゃったとおり、謝罪する必要もなければ、もちろん損害賠償なんかに応じるつもりは全くない、そのことを明確に申し上げ、現在もその考え方は当然ながら全く変わっておりません。
○丸山議員:それは当たり前のこと。私が聞いているのは日本国として謝罪の要求、損害賠償請求を、これ損害が発生しているわけで、それをする気持ちがあるのかどうかということをお聞きしておるんです。これはもう簡単にお答え、総理大臣として、どうですか。(発言する者あり)
○菅総理:聞かれたから答えているんでしてね。
今、丸山議員が言われたのは、こちらからの損害賠償ということですが、現在そういった、まだある意味での係争中だと私は理解しておりまして、処分保留という形の中にあるので、それについては、これから検察が最終的な対応をどうされ、またそういう中で海保としてどうされるのか、そういうことをしっかりと踏まえて検討することになろうと、このように思っております。
○丸山議員:法に従って粛々とやることが、刑事事件では完全に放棄、民事的な損害賠償請求すらモゴモゴして、これから何とかなるのかが分からないような答弁では、これは、柳腰であって、強かのシタもないんじゃないでしょうか。ちょっと情けないね。
僕はもう損害額が出て、少なくともこれは金銭的請求ですから、きちっと請求をしないと、どこに法に従って粛々とやるという気概があるんでしょうか。全く情けない回答だと思います。
次に、政治と金の問題について入らせていただきます。
これは、ちょうど去年の平成21年3月19日に、当時もう既に当時の小沢代表をめぐる政治と金の問題が随分大きくなってまいっていました。その後、石川議員とか大久保秘書で、逮捕されるに至ったんですけれども、ちょうど3月に、私は、これ民主党の議員さんがどのように考え、民主党の中の火種だと思うんですけれども、小沢一郎大先輩、私にとっては議員として大先輩ですけれども、訪ねていきました。
用件は、民主党代表を辞任するだけじゃなく議員辞職をされることだと、それが小沢一郎議員にとって最高の身の処し方であるということを申し上げに行きました。残念ながら小沢さんはお会いすることできませんでしたが、その趣旨の文書をお渡しし帰ってきたわけであります。
その後、代表は鳩山さんに替わり、選挙があり、政権交代をされ、そしてまた菅内閣になっていますが、依然としてこの問題が内政上の政治的なアキレス腱となっている。要するに、がん細胞のようにずっと引きずっている。日本政治全体でもあるし、民主党にとっても大変な問題であるんですね。
これについての、今回、やっぱり検察審の二度にわたる起訴決議があった関係で、再びこの問題がクローズアップを浴びています。そこで、衆議院並びに参議院でも、この問題について国会の証人喚問、政倫審への出席等々、あるいは民主党による処分を含め、どのように検討されるかということをずっと議論をしてまいっているんですけれども、残念ながら、政治と金についてクリーンを標榜する民主党から一度もこの問題について方向性すら含めて明確な答えが出ていないんです。
もういいかげんに決着を付けて頂きたい、菅内閣総理大臣、代表選争われた間柄でありますけれども、もう本当の腹の中といいますか、方向性をそろそろ示して頂きたい。
○菅総理:今の政治と金のことについて申し上げれば、この代表選挙というのは。いろんな意味で大変だったです。
しかし、私は、クリーンでオープンな政治ということを、国民の皆さんにももちろん分かる形で、もちろん党内の皆さんにもはっきりと申し上げて、そして多くの仲間が本当に頑張っていただいて再選をされました。それによって、民主党が改めてクリーンでオープンな政治を目指そうと、そういう党の体制をつくることを私、努力をいたしました。そのことは私は、国民の皆さんもそれを見ておられて、それなりの評価をいただいたと思います。
それに加えて、日本の政治にとってこの問題が大きな問題であることは、私もこの政治の道に入るときからずっと見てまいりました。ロッキード事件のときのロッキード選挙が私の最初の無所属の立候補のときでありますし、それ以来、落選も含めていろいろな選挙を戦いましたが、常にこの問題はその時、その時に大変大きな課題でありました。
ですから、この政治と金の問題で、国民の皆さんにしっかりと信頼がしていただけるような政治の在り方にしていかなければならないという思いは全く当時から変わっておりません。
その中で、今私たちがまず、今、丸山議員の言われた小沢議員のことについて言えば、小沢議員御本人が何らかの形で、国民の皆さんに分かる形で説明したいということも代表選のときに言われましたし、そして国会で物事を決められればそれに従うということも言われておりますので、私たちもそうした国会の中でのいろいろな、どういう場で、どういう形があり得るのか、皆さん方の提案も既にいろんな機会に頂いておりますので、それについてはしっかりと協議に応じていきたいということを申し上げている所です。
今日、党首討論がありました。
見ましたが、いつもにも増して脱力の一言です。
谷垣総裁の質問に鳩山代表の答えが全くかみあってないんです。
谷垣総裁
「頑張るってことを聞きたいんじゃない。職を賭ける覚悟あるんですか?
あなたは、日本の国際的地位を低下させた。財政を破壊した。 政治と金・マニフェスト違反で国民との関係破壊した。
『無能な総理が居座ること自体国益損なう。解散するか総辞職するか』と、野党時代、麻生総理に言いましたよね。そっくり、そのままお返しする」
↓
鳩山総理
「自民党が悪い。私は正しかった。がんばる」
分かってましたが脱力です。鳩山氏は確信的こーゆー訳の分からない答弁してるんでしょうけど、
流石にもう少しまともに答えてほしいものです。もー日本語通じてないし…。
以下はマスコミ報道
谷垣総裁が普天間の腹案について聞きますと…
総理は去年、最低でも県外と言ってきた
今でも県外という思いを少なくとも沖縄の思いはおもいでしょう
日本語がおかしいです (野次に反応してるからというのもあるんですが)
私は今ここで腹案というのを持っているのは事実であります
↓
しかし、具体的な案は言わず
(徳之島に) あのように懸念を与えてしまったのは大変申し訳ない
普天間移設の基本的な地政学的な意味を聞かれて…
沖縄からあまり距離的に申し上げて遠くの所まで
海兵隊を移すことは物理的に必ずしも適当ではない
この発言を聞いて、鳩山氏が極東における沖縄基地の意味を理解してるか不安になるのは私だけでしょうか
で、もって、お約束の自民のせい
谷垣総裁がワシントンポストに『愚かな総理』と揶揄された事を言うと
「私は愚かな総理かもしれません」
昨年の12月において辺野古という場所に移しておけばどんなに楽だったか!
テロップは「自民党政権時代の移設案の批判」
これ、討論の順番が違います。谷垣総裁は討論の冒頭で『愚かな総理』と批判したんですね
それをニュースではこの順番に切り張り⇒入れ替え⇒「批判」で何故か鳩山が反撃のような編集で終結
誰がここまで ばらまき政治を行ってきたのか?
で、谷垣総裁は最後の質問に
「頑張るってことを聞きたいんじゃない。職を賭ける覚悟あるんですか?
『無能な総理が居座ること自体国益損なう。解散するか総辞職するか』と、野党時代、麻生総理に言いましたよね。そっくり、そのままお返しする」
↓
(自民の) 負の遺産を払拭するため職を賭して頑張ることは言うまでもない
演出と言えば、演出かもしれませんけど、本当の流れはこーです。
谷垣総裁 「愚かな総理と揶揄されている」
↓
鳩山代表 「愚かな総理かもしれません。12月に辺野古に移していれば楽だった」
↓
谷垣総裁 「腹案とは何ですか?」
↓
鳩山代表 「腹案はあります。言えません」
↓
谷垣総裁 「普天間の地政学的な意味は分かっていますか?」
↓
鳩山代表 「沖縄から遠くの所に海兵隊を移すのは物理的に適当でない」
↓
谷垣総裁 「野党時代に無能な総理が居座ることが国益を損なう、と言った。そっくりそのままお返しする」
↓
鳩山代表 「自民が悪い。私は正しかった。がんばる」
こういう流れだったんですけどね。
では、なぜ、わざわざ手間をかけてまで切り張り編集の演出をするのか?
ノーカット動画を見てもらえれば一番早いのですが、鳩山氏は全く具体的なことを言ってないんですね。鳩山氏が常用する言葉が以下です。以下の言葉を駆使すると何だか答弁になります。
・「ご案内のとおり」
・「まさに」
・「そのような思いで」
・「国民の皆さまがた」
・「して行こうではありませんか」
・「当然の事ながら」
・「しかしながら同時に」
・「ある意味」
・「ですから」
・「言うまでもありません」
・「すなわち」
・「しかし一方で」
・「旧政権が」
・「言うまでもない」
ちょっと創作してみましょう。
「当然のことながら、まさに旧政権が残した負の遺産が国民の皆様がたを苦しめて いるのは言うまでもありません。
ですから、まさに国民の皆様がたのそのような思いで基地問題を考えて いこうではありませんか」
↑ 赤字部分以外は、鳩山氏の使いまわす言葉です。…ちょっと自分でもビックリ。中身が全くないのに、それらしい答弁に聞こえそう。
つーか、鳩山氏はいつもコンナ調子です。
それにしても 『愚かな首相かもしれません』って、ちょっと前に政治家がバカだと国が傾くとか言ってましたよね
もう、笑っていいのか泣けばいいのかよく分からんです
しょうがないので、怒りますね
鳩山氏の無能っぷりが分かる画像です
3/24 「3月いっぱいに政府案をまとめます」
3/29 「今月中じゃなきゃいけない事は法的に決まっていない」
4/21 徳之島の町長に反対されて次の一手は?
↑ これはahoo!で流れた動画ニュース
「ここで申し上げる話ではありません。きょうは大変いい天気です」
↑ これは拾い物。コラかもしれませんが、ahoo!動画でも話の流れは一応、一致してます
では、鳩山氏のアホさが際立つ画像を比べてみましょう
↓ [安倍首相夫妻]
↓ [福田首相夫妻]
初めて知りましたが、福田総理の奥様はこんなに和服の似合う方だったんですね!
↓ [麻生首相夫妻]
麻生夫人は左から3番目です。勿論、上品で謙虚な奥様です
↓ [鳩山首相夫妻]
変なのが出てきました
かつて、ここまで出しゃばるファーストレディがいましたっけ?
しかも、低級霊に憑依されてるみたいだし
陛下を前にした姿勢も違います
↑ 麻生総理 ↓ くるくるぱー
万歳じゃなくて、"お手上げ" ポーズです
日米のさくらの美女に囲まれて
↓ 【小泉総理】
↓ 【福田総理】
↓ 【麻生総理】
↓ 【鳩山総理】
お次は外交です
↓ 【小泉首相】
↓ 【安倍首相】
↓ 【福田首相】
↓ 【麻生首相】
↓ 【早く氏ね】
所で、このくるくるぱーが、まだ1回も沖縄に行っていないって知ってました?
[2010/4/21 党首討論-谷垣vs鳩山 前編] ニコニコ動画
http://www.nicovideo.jp/watch/sm10460254
[2010/4/21 党首討論-谷垣vs鳩山 後編] ニコニコ動画
http://www.nicovideo.jp/watch/sm10460319
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今さらですが、2月12日の国会で与謝野さん鋭いところをついてて、鳩山さん慌ててますね。
2010/2/12衆議院予算委員会 神・与謝野馨(自由民主党・改革クラブ)後編
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9684811
平成の脱税王
(ついでに後で平成の爆睡王についても触れています。ちょっとだけですが)