自民党の生活保護見直しに生活保護受給者がリアルな生活保護の毎日を語ったそうです。題して【リアルを知らない政治家に動かれていいのか?】です。でも、とんでもなくリアルに欠ける文章なんですが。
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◆「リアル」を知らない政治家に動かされてよいのか?
食費1ヵ月3600円の当事者が語る「生活保護リアル」
(2013.12.13)
ついに可決された 生活保護法改正案に当事者は…
2013年12月6日、参議院・衆議院ともの混乱の中で、生活保護法改正案・生活困窮者自立支援法案が衆議院で可決された。これら2法案は参院先議のため、衆議院での可決によって成立した。改正生活保護法は、一部を除いて、2014年7月1日より施行予定となっている。
(中略)
今回は、本連載政策ウォッチ編・第7回にご登場いただいた平田明子さん(仮名・44歳・北海道在住)の声を紹介したい。もともと小学校教員だった平田さんは、結婚、DV被害に遭っての離婚を経験した後、非正規雇用で教育委員会などに勤務していたが、職場でのパワハラが引き金となって精神を病み、休職して治療に専念したものの回復せず、退職。その後、生活保護を申請して利用を開始し、現在は2年目となる。
――平田さん、お久しぶりです。残念なことですが、8月1日に生活保護基準が見直しとなり、ほとんどの当事者にとっては引き下げとなりました。
「そうなんです。単身生活をしている私も、保護費が引き下げとなりました。今回は1ヵ月あたり400円の引き下げでした」
――どのように、やりくりされていますか?
「食費を削りました。今まで、米代込みで1ヵ月あたり4000円でした。それを3600円にしました」
――1日あたり120円ということですよね。どういう食生活なのか、ちょっと想像できないのですが。
「今は、ほとんどご飯、ハヤシライスまたはカレーライス、それからサラダ、茹でた野菜、野菜の煮付けなどのおかずです。ハヤシライスとカレーライスは、自分で作ります。ルーは市販のものを利用しますけど。夜は食べず、1日に2食の日も結構あります」
――お米が1日1合としても、1ヵ月あたりで3〜4kg程度は食べるわけですよね。お米だけで1ヵ月1500円程度はかかりそうです。すると、おかずにかけられるのは1ヵ月2000円程度ということになりますね。
「結構、いろいろなものが食べられますよ。カレーには必ず、缶詰の大豆を入れます。肉は少ししか食べません。食べるとしても、たまに挽き肉を食べる程度ですね。カレーやハヤシのルーは、ドラッグストアで底値になっているときを狙って買います。1箱128円のときがあるんです。その1箱を使えば、3〜4日分になります。私、カレーは大好きだから、朝昼、3日か4日カレーが続いても平気なんです。もちろん、栄養バランスを考えて、サラダや茹で野菜も一緒に食べます」
――サラダにする野菜って、そんなに安くないという感覚があるんですが。
「私は、人参、玉ねぎ、キャベツを千切りにしてサラダにしています」
――あ、「台所の味方」と言われる野菜ばかりですね。私も、スーパーのタイムセールでキャベツ半個を78円で買って、それを浅漬にして1週間食べ続けたりすることがあります。
「この地域は農業が盛んなので、地元の農家の方のお野菜が安く売られていることが多いんです。それを煮付けにしたり、カレーの具材にしたりもしますね。安い時にたくさん買って下処理して冷凍しておくこともあります」
――それでも、バリエーションが欲しくなったりはしませんか? 私もカレーが大好きなんですけど、「毎食毎食カレーライス」が何日も続くのは、ちょっとガマンできないかもしれません。
「あ、そこは考えています。安売りの魚を冷凍しておいて焼いたり。電子レンジで大豆とひじきの煮物を作ったり。その煮物をご飯に混ぜて、ひじきごはん風にすることもありますね。安く売られているレンコンの水煮を洗って、きんぴらにしたり。でも私は、他に牛乳・ヨーグルト・納豆があれば、食生活にそれほど不満は感じないです」
――確かに、栄養的には特に問題のなさそうな食生活ですね。
「まだ、工夫できますよ。今は、冷凍庫をもっと活用しようと思ってるんです。安い豚ひき肉や豚小間を買ってきて、大・中・小に小分けしてフリージングしたり。あとは、買いだめですね。今でも、パスタが安い時に買いだめしたりします。300gで50円のときに」
月に1本は映画を必ず観る「自分の中の文化を絶やさない」努力
――でも、「食費を削るのはなるべく後回しにしたい」という気持ちが、私にはあります。生きることの根源に近いのが食ですから。私は、困窮していったとき、着るものから先に節約しました。平田さんは、何を優先するために食費を節約しているんですか?
「自分の中の文化を、絶やさないためです。自分の興味が向かうこと、関心のあることに対する投資は、絶やしてはいけないと思うんです。限られたお金の中で、惜しまないようにしようと」(中略)
――とはいえ、生活保護当事者の方々の中には、家計のやりくりが上手ではない方、やりくりをするという感覚がない方もいらっしゃいます。かくいう私も、決して上手な方ではありませんけれども。生活保護世帯の方々に対しては、「すべての買い物のレシート提出を義務付けろ」「家計簿の記入と提出を義務付けろ」という意見が、ネットを中心に数多く見られます。私はどうも、生活保護世帯の方々に対してだけそういうことを「義務付けろ」という暴論にはついていけません。
「私、そういうことを言う方々の考え方がわかりません。私は、おかしなお金の使い方はしませんし、お金のないときの過ごし方も常々考えています。だから、そういう方々には『あなたが、家計簿をつけてください』『あなたが、レシートを貯めて集めて提出してください』と言いたいです。『あなたがたは、できるんですか?』と」
――平田さんは、日々のやりくりを、具体的にはどうされているんでしょうか?
「5年前に、家計簿をつけはじめました。職場のストレスから買い物依存症みたいになって、自己破産したんです。それから、常に家計簿をつけて、月に何回も家計費を見直す習慣がつきました。今は、ある程度は、家計簿をつけなくても見通しがつくようになっています。そして、どうしてもお金が必要なとき、まず食費を削っています。私の場合は、食費を削っても何とかなります。ご飯と納豆さえあれば。かえって健康になるから、いいかな(笑)」(以下略)
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変な訴えだ。
>お米だけで1ヵ月1500円程度はかかりそうです。すると、おかずにかけられるのは1ヵ月2000円程度ということになりますね
ふむ、平田明子さん(仮名・44歳)も否定してないですから、おかずの食費は1ヶ月2000円ぐらいで特に大きな間違いはないみたいです。
>今は、ほとんどご飯、ハヤシライスまたはカレーライス、それからサラダ、茹でた野菜、野菜の煮付けなどのおかずです。
>カレーには必ず、缶詰の大豆を入れます。肉は少ししか食べません。食べるとしても、たまに挽き肉を食べる程度ですね。
>カレーやハヤシのルーは、1箱128円のときがあるんです。その1箱を使えば、3〜4日分になります。
この文章からすると、平田さんにとって、カレーやハヤシライスは『安いご飯』の象徴のようです。ならば、1ヵ月毎日カレーを食べたとして計算してみます。
カレールー128円(1箱)÷4日=32円(1日当たり)
▲缶詰の大豆これか?他の商品もありますが、だいたい300g入りで140円〜200円ぐらいです。
大豆の缶詰160円(1缶)÷4日=40円(1日当たり)
取りあえず、128円のカレールーと大豆の缶詰だけでカレーを4日分作りますと、1日当たり72円。
72円×30日=2160円
‥‥あれ?大豆の缶詰だけのカレーでも2000円超えるんですが???
いやいやいや‥、何かの間違いでしょう?
仮にカレーは月に半分にしてみますと、1080円だ。(大豆の缶詰とカレールーだけのカレーで)
すると、残り920円で半月です。‥で、
>他に牛乳・ヨーグルト・納豆があれば、食生活にそれほど不満は感じないです
牛乳は1パック約180円、ヨーグルト150円、納豆100円ぐらいが相場でしょうか?特売で買ったとしても350円ぐらいかな。一週間に各一個づつしか買わなかったとしても350円×4週=1,400円だよ?
なんか‥破綻してないか?食費1ヵ月3600円という文章が??
しかも、大豆とヒジキの煮物や焼き魚、レンコンの水煮でキンピラも作っていらっしゃるそうですね。食材の値段もさることながら、煮物にする時の調味料(出汁、醤油、みりん、塩、砂糖等)はどうしているの?
しかも、この平田さん言ってること矛盾してる。
>生活保護世帯の方々に対しては、「すべての買い物のレシート提出を義務付けろ」「家計簿の記入と提出を義務付けろ」という意見が、ネットを中心に数多く見られます。
>平田さん(仮名)「そういう方々には『あなたが、家計簿をつけてください』『あなたが、レシートを貯めて集めて提出してください』と言いたいです。『あなたがたは、できるんですか?』と」
レシート付きの家計簿はとてつもないハードルの高さみたいな言い方ですが、この平田さんはキチンとやってたそうです。
>5年前に、家計簿をつけはじめました。職場のストレスから買い物依存症みたいになって、自己破産したんです。それから、常に家計簿をつけて、月に何回も家計費を見直す習慣がつきました。今は、ある程度は、家計簿をつけなくても見通しがつくようになっています。
5年前にできたんだから今もできるでしょう?
因みに、私も家計簿つけてました。レシートを記録するだけのやつです。数年前に年末の主婦雑誌を買ったら付録に家計簿がついてきたので、試しに付け始めたたら無駄を削るのがゲーム感覚になってきて面白く、4年ぐらい続けたんですよね。私はレシートはその場で捨ててましたが、保存しようと思えば日付順に月毎に封筒に入れておけばいいだけです。
家計簿をちゃんとつけた事のある人は分かると思うのですが、食費の項目って、食材、お米の他に調味料は必須です。お醤油など調味料は1ヵ月で使い切るわけではないですが、年間を通して『おかずの食材』『お米』『調味料』合わせて、3,600円×12ヶ月=43,200円なんて無理ですよ。しかも、この平田さんは牛乳とヨーグルトを欠かさないんでしょ?
しつこいですが、お米代1ヵ月1,500円とすると1年で(1,500円×12ヶ月)で18,000円。
43,200円−18,000円=残り、25,200円。
月に牛乳・ヨーグルト・納豆を各4パック買ったとして(月1,400円×12ヶ月)で16,800円
25,200円-16,800円=8,400円
毎月のお米代(1,500円)と週に1回牛乳・ヨーグルト・納豆(約350円〜400円)を購入すると、食材に使えるきんがくは「8,400円」です。驚くことに、1ヵ月の話ではなくて、1年での話です。
‥‥‥どうやって計算しても破綻してる。この平田さん(仮名)もライターさんも家計簿つけたことがないのでは?
あとさ、月に3600円分しかない食費のレシートと家計簿の記入、難しいか???簡単でしょ?3600円分の記帳は多分、簡単だと思う。
つーか、この平田明子さん(仮名)は借金癖のある嘘つき病じゃないか?
>もともと小学校教員だった平田さんは、結婚、DV被害に遭っての離婚を経験した後、非正規雇用で教育委員会などに勤務していたが、職場でのパワハラが引き金となって精神を病み、休職して治療に専念したものの回復せず、退職。
でも、自己破綻したと書いてある。
>職場のストレスから買い物依存症みたいになって、自己破産したんです
どう考えても、離婚及び解雇の原因は、買い物依存症による自己破綻によるのでは?
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