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    【慰安婦と北朝鮮工作】慰安婦支援団体が村山談話の償い金を「慰安婦は受取るな」と圧力を欠ける理由

    • 2014.02.16 Sunday
    • 20:58
    慰安婦問題は『日韓離反を目的にした北朝鮮の工作である』という見方があります。日韓が反目しあえば両国での拉致事件協力どころではなく、北朝鮮の対日・対南親北工作は成功するというものです。また朝鮮戦争が再発したとすれば、日韓が軍事協力したら日本は韓国の後方基地になり得ます。ですから、北にしたら日韓協力は恐怖で、日韓離反工作は北の重大工作の一つではないか。

    私は、この見方が当たっていると思いますので、過去の慰安婦問題と北朝鮮の動向について書いてみたいと思います。

    先日、村山元首相が訪韓し村山談話の重要性を講演しましたが、韓国の慰安婦支援団体「韓国挺身隊問題対策協議会(=挺対協)」からは、当時の村山政権が進めた元慰安婦の償い金「アジア女性基金」は日本政府が公式に法的責任を認めたものでない。逆に「大きな傷を与えた政治家」として抗議されました。

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    ▲2014年2月、訪韓した村山富市元首相による媚韓発言

    ですが、先に述べたように村山元首相はこんなにも韓国に媚びる姿勢・発言をしたにも関わらず韓国の慰安婦支援団体からは批判されてます。

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    ◆村山元首相の面目丸つぶれ 韓国の慰安婦支援団体 「大きな傷与えた政治家」と批判
    (2014.2.12)

    旧日本軍の慰安婦に対する日本政府の謝罪や賠償を求めている韓国の支援団体「韓国挺身隊問題対策協議会」(挺対協)の尹美香常任代表は12日、韓国訪問中の村山富市元首相を「慰安婦問題に非常に大きな傷を与えた政治家だ」と批判した。挺対協が毎週水曜日にソウルの日本大使館前で開く抗議集会で述べた。

    挺対協は、村山政権が進めた「アジア女性基金」による元慰安婦への償い金支給について、日本政府が法的責任を認めたものではないとして受け取りに反対してきた。

    尹氏は村山氏について、野党時代の社会党(当時)は日本政府の責任を追及していたが、首相になると立場を変え「日本政府は戦後補償をできない」と言い始めたと指摘。「被害者の反対にもかかわらず、基金による(償い金)支給を強行した」と主張した。(共同)
    -----------------------------------

    >(挺対協)の尹美香常任代表は12日、韓国訪問中の村山富市元首相を「慰安婦問題に非常に大きな傷を与えた政治家だ」と批判

    >挺対協は、村山政権が進めた「アジア女性基金」による元慰安婦への償い金支給について、日本政府が法的責任を認めたものではないとして受け取りに反対

    ネットでは「村山は韓国人にも日本人に嫌われてる、ざまー」なんて反応ですが、まー、その通りですが、実は、この「村山元首相を非難する」挺対協は北朝鮮のひも付き団体との見方が強い。実際に、挺対協は1990年11月、韓国女性団体連合会など16の団体の連合運動体として結成された反日団体であると同時に親北朝鮮団体でもあります。2011年12月の金正日の死去にあたって、弔電を打つほどの関係。

    1993年、宮澤内閣時に物的証拠がないのに慰安婦の強制性を認めるという『河野談話』が出されました。後日、産経新聞でも「河野談話は韓国政府との政治的妥協の産物」とスクープように日本側の大幅な譲歩です。

    011

    しかし、この日韓の妥協案に強く反対したのが挺身協でした。この時、挺身協は日本が絶対に飲めない『政府公式謝罪』を提示し、韓国政府に対日交渉するよう要求したのです。また、1995年、村山首相が『村山談話』を発表し、元慰安婦には民間基金による償い金として「アジア女性基金」を提案しましたが、挺身協は「元慰安婦は受取るな!」「受取れば自分の意志で公娼になったという事だ!」と慰安婦に対し受取拒否するよう圧力をかけたのです。

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    元慰安婦は高齢ですから生活が苦しい人もいる。韓国政府が補償してくれるわけではないので、日本の公式だろうが民間だろうがお金を貰える方が元慰安婦には良いのに、挺身協は『金は受取るな!』と元慰安婦に執拗に圧力をかけたのです。挺身協は本当に元慰安婦の支援団体なのでしょうか?

    WS001776

    ▲韓国側から慰安婦問題を調査した安乗直教授も結論を出しました

    また、挺身協は「日韓の軍事協力を徹底的に阻止する」とも宣言しています。そして、長年、韓国の慰安婦支援団体に挺身協が大きな存在であるのをみても『慰安婦問題は、韓国の対日カードであると同時に日韓の中にいる親北勢力の日韓離反工作でもある』‥この見方は正しいと思います。

    さて『慰安婦問題は北朝鮮の工作の一つ』という見方をもって、慰安婦問題と北朝鮮の動向を振り返っていきたいと思います。

    《1973年》元毎日新聞記者の千田夏光が『従軍慰安婦』を出版。

    《1977年》吉田清治『朝鮮人慰安婦と日本人』を出版。
    ・北朝鮮の拉致問題に一番最初にふれた『宇出津事件』(*当初は「久米裕さんが不審船に乗り日本海側から海外へ脱出した可能性がある」と、拉致ではなく北朝鮮への密出国事件の扱い)が報じられる。

    《1980年》
    ・1月、日本人拉致という視点で初めて産経から外国機関の関与を疑った『アベック3組蒸発事件』を報道。ただし、関与した疑いのある国名は挙げず。

    《1982年》
    ・韓国は1988年ソウルオリンピックを目指し、北朝鮮と親密だった非同盟中立国に閣僚を派遣しソウル五輪の支援とその際の参加を熱心に説得して回る。

    《1983年》 吉田清治『私の戦争犯罪』を出版。
    ・10月、ミャンマーのアウン・サン廟へ赴いた韓国大統領・全斗煥暗殺を狙った北朝鮮工作員による『ラングーン事件』発生。

    《1984年》北朝鮮への帰還事業終了
    「地上の楽園」と日本のマスコミが大絶賛した北朝鮮への帰還事業は1959年12月14日に最初の帰国船が新潟県の新潟港から出航し中断を含みながらも25年続いたが、この1984年で終了。

    《1987年》
    ・11月、『大韓航空機爆破事件』発生。北朝鮮の工作員によって爆破されたテロ事件。

    《1988年》10月、ソウルオリンピック開催。

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    韓国はソウル五輪を成功させ国際社会での地位を確立。一方、北朝鮮は前年の大韓航空機爆破テロで孤立、韓国と北朝鮮の差は決定的に。

    《1989年》
    ・1月、昭和天皇崩御。世界中の王族と国家元首が緊急来日し弔問に訪れる。
    ・6月、北京で天安門事件発生。
    ・11月、ベルリンの壁崩壊。
    ・ルーマニア・チャウシェスク体制崩壊。

    《1990年》韓国ソ連の国交正常化交渉。
    ・11月、韓国女性団体連合会など16の団体の連合運動体として『挺身協』発足

    《1991年》 元慰安婦・金学順が東京地裁に提訴。
    福島瑞穂・高木健一ら弁護士が元慰安婦・金学順をみつけ原告にし日本政府相手に損害賠償を起こす。訴状は『親に売られてキーセンになった』であったが、朝日新聞の植村記者が『軍に慰安婦として強制連行された』と意図的に誤報し報じる。(*吉田清治の『私の戦争犯罪』と内容を合わせるためだと推測される)福島瑞穂も訴状を『車で連行された』と書き換える。
    訴状は『親に売られた』と明記されていたが、朝日は『強制連行』の誤報を訂正せず

    ・12月『ソ連崩壊』ソ連大統領のゴルバチョフが辞任し、これを受けてソビエト連邦が崩壊。ソ連に対し規模の小さいロシア連邦が成立。

    《1992年》
    2月、北朝鮮・平壌で『南北首相級会談』開催。北朝鮮はこの会談で韓国で始まっていた「慰安婦問題」を共闘できないか?と打診。韓国は受け入れ、8月に北朝鮮に『南北共闘による対日追求を目的にした・対朝委』が組織される。この南北共闘の韓国側のカウンター・パートナーは『挺身協』です。

    ・朝日新聞『軍関与証拠発見』と大々的に大見出しで報道。しかし、内容の軍関与とは「性病予防」と「人さらい防止強化」に軍が関与したもの。が、見出しだけみれば軍が隠していた悪事が露見したと見える『見出しの印象操作』の記事。

    ・3月、吉田証言に基づき、秦郁彦教授が済州島で聞取り調査。吉田証言のウソが発覚。秦教授は『正論8月号』『諸君7月号・8月号』で完膚なきまでに慰安婦強制を否定。慰安婦問題は一時沈静化。

    《1993年》
    1月『在日永住者に対する指紋押捺制度の撤廃』。そもそも指紋押捺制度が採用されたのは1955年で、密航者による証明書偽造防止のためだった。これが1980年代以降『人権無視の耐えられない屈辱』と在日朝鮮人と市民団体が新しいタイプの人権活動を始め、民団、韓国政府、そして日本のメディアも支援し、この年に『在日永住者に対する指紋押捺制度の撤廃』となった。

    宮澤首相、訪韓。ソウルで待ち構えていた慰安婦デモ隊に圧倒され事実関係を確かめないまま韓国首相に謝罪

    011

    ・4月、日本の社会党・土井たか子が『アジアの平和と女性の役割』など討論会を開き、北朝鮮から最高人民会議副議長らを招待し、土井たか子は金正日に『感謝の書簡』を送付。日本政界から反日団体を支援するという異常事態。

    ・8月4日、河野官房長官が慰安婦関係調査の結果「強制性はあった」と認める『河野談話』発表。慰安婦問題が復活。

    《1994年》7月、金日成死去

    《1995年》
    ・秦教授をはじめ各方面から自署の虚偽を指摘され『慰安婦強制連行』の著者・吉田清治本人がとうとう「自分の役目は終わった」として、著書が創作であったことを認める。
    ・8月『村山談話』発表、同時に慰安婦への償い金として「アジア女性基金」を発表。

    WS001777

    《1996年》
    ・日本の全・中学教科書に『河野談話』を論拠に従軍慰安婦が記載される。
    ・11月、韓国がOECD(経済協力開発機構)に加盟。

    《1997年》
    ・3月31日、朝日新聞は吉田の「著述を裏付ける証言は出ておらず、真偽は確認できない」との記事を掲載したが、訂正記事は出さなかった。
    ・4月、文芸春秋に『河野談話は韓国政府との政治的妥協の産物だった』との記事が掲載される。
    ・韓国、OECD(経済協力開発機構)に加盟するも、わずか1年でIMF(国際通貨基金)管理下に転落。

    非常に駆け足ですが、慰安婦問題と時事問題での要所はこんなところだと思います。こうして、一連の時系列を見てみますと日本で初めて朝日新聞の植村隆記者が元慰安婦・金学順さんを報じたのは1991年ですが、その前年の11月には既に『挺対協』は韓国女性団体連合して結成され、その前に世界では何が起こっていたかというと、1988年に韓国がソウル五輪成功させ国際社会の地位を確立、翌1989年は天安門事件、ベルリンの壁崩壊、ルーマニア・チャウシェスク体制崩壊です。

    北朝鮮が韓国との経済格差、国際的地位の差を感じると共に相次ぐ社会主義体制の崩壊に危機感を持ったのは間違いないと思います。

    実際、1981年に全斗煥がソウル五輪を誘致した際の狙いの一つには、五輪成功で北に自由の風を吹かせ、「北は地上の楽園、南はこの世の地獄」と教え込まれている北人民に、南の優位性を知らせ金一族独裁国家の崩壊を図ることでした。

    一方、北朝鮮にしてみれば「この世の生き地獄」と教え込んできた敵国・韓国が世界160ヶ国の国々を集め五輪を開催するということは北朝鮮にとっては面目丸潰れで、北の人民に嘘をついていた事が白日の下に曝されることになる。鎖国の壁を厚くしても、北と国交を結んでいるおよそ百カ国の外交官や貿易関係者からソウル五輪の口コミなどが伝わるのは避けられない。『金日成こそ世界で最も偉大な指導者であり、その下に生きる北人民は最も幸せである』という教えが崩壊する。

    そして、1991年、北朝鮮の最大の後ろ盾であったソ連の崩壊です。ソ連崩壊により北朝鮮の兵器・原油・食料の供給が途絶え、飢餓地獄、エネルギー危機となった。この影響での餓死者は一説には300万人と言われています。

    ここまで、慰安婦問題が大事になったのは、相次ぐ共産国家の崩壊に危機感をもった北朝鮮が独裁政権延命のために吉田清治らの「慰安婦物語」を利用した。実際、福島瑞穂・高木健一弁護士が元慰安婦の金学順を見つけ日本政府相手に提訴したのは、挺身協の発足の一年後です。それが韓国人の『恨のメンタリティ』に合致した。そして、日本の政界や言論界には"何故"か『日本が大嫌いな日本人』が大勢いた。

    慰安婦を支援するはずの「挺身協」が、村山首相が用意するといった「償い金」を慰安婦に受取るなと妨害したり、同時に「日韓の軍事協力を徹底的に阻止する」とも宣言するのは北朝鮮の工作員とみる方が妥当ではないかと思います。

    北朝鮮からしたら、休戦中の朝鮮戦争が勃発したら、日韓に軍事協力されるのが何より怖い。地図を見れば、日本は韓国の後方基地となり得るのです。

    長々と書きましたが『慰安婦問題は北の工作である』とするならば、大成功ですね。日本人の多くは韓国にほとほと嫌気を差しました。しかし、だからといって韓国の敵国・北朝鮮を助けるという考えにはならないですが。北の人民は確かに気の毒でありますが、所詮、同じ民族。同情論はやめて半島ごと『助けない』『教えない』『関わらない』を基本に日本は日本の国益を第一に考えていかなければならないと思います。

    そこで、最後に、私達は何をすべきか?『慰安婦問題』『靖国問題』『南京大虐殺説』等について客観的な事実を知る事と、これらを外交問題にさせたマスコミ、文化人、政治家のチェックと追及ではないでしょうか。

    私は日本の中にいる反日日本人が一番許せないのです。

    長々と読んで戴きありがとうございました。

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      コメント
      下の記事に関してですが、ネット右翼を熱湯浴と表記した強姦新聞がありました。。
      ホロン部を連想させます。
      私は前にも申したように、立派な右翼でもありネットウヨクですし、レイシストです(大笑)

      村山の言っている「侵略と植民地支配によりアジアの皆さんに大変な迷惑をかけた」
      アジア=特アの事でしょうか。
      当時アジアの国々はヨーロッパの列強国とアメリカが植民地としていて、ヨーロッパの列強国とアメリカに大変な迷惑をかけた、と言うのだったら分かりますがね。
      この際だから、河野洋平と飲む方ではない朝日と一緒に国会で考えを聞きたいですね。


      • 19回目の神経衰弱
      • 2014/02/19 10:02 AM


      >>19回目の神経衰弱様
      >村山の言っている「侵略と植民地支配によりアジアの皆さんに大変な迷惑をかけた」
      >アジア=特アの事でしょうか。

      いや、村山はアジア全体に日本が迷惑をかけたと思っているようです。
      確かマレーシアを訪問して謝罪したそうですが、なぜ謝るんだ?と言われたそうです。

      http://www2s.biglobe.ne.jp/nippon/jogbd_h13/jog198.html

      村山は素で分かってないんだと思います。

      >この際だから、河野洋平と飲む方ではない朝日と一緒に国会で考えを聞きたいですね。
      ですね。何か、当時の石原幹事長が国会に呼ばれるみたいですね。一歩前進ですかね。

      コメントありがとうございます。
      • tokiy
      • 2014/02/20 7:50 AM
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