アンネの日記破損で、犯人もその動機も何も分からないのに、すぐさま反応してきたユダヤ人団体が「サイモン・ヴィーゼンタール・センター」です。
この「サイモン・ヴィーゼンタール・センター」という団体が何だか変なので取上げます。まずは、この「サイモン・ヴィーゼンタール・センター」が日本で有名になったのが阪神淡路大震災の年に起きた『マルコポーロ事件』です。
マルコポーロ事件とは、1995年文藝春秋発行の雑誌『マルコポーロ』が2月号に於いて「戦後世界史最大のタブー。ナチ『ガス室』はなかった」との記事を掲載したことによる謝罪・廃刊騒動です。
『マルコポーロ』とは、現・月刊Will花田編集長が仕切っていた雑誌。問題の記事の執筆は国立病院勤務の西岡昌紀氏によるもの。西岡氏はナチスのユダヤ人差別・迫害は史実としながらも、ユダヤ人絶滅の手段として使用されたとする「ガス室」は位置や構造から「大量虐殺のためのガス室ではない」と切り込んだのです。
が、雑誌発売直後、発行元の文藝春秋にイスラエル大使館と『サイモン・ヴィーゼンタール・センター』が抗議し、また国内外の企業に対して文藝春秋発行の全雑誌への広告ボイコットを呼びかけ圧力。
尚、マルコポーロ編集部側からは『サイモン・ヴィーゼンタール・センター』の抗議を受けて、直ぐに反論のために10ページを提供すると提案しますが、この提案を『サイモン・ヴィーゼンタール・センター』は拒否。そして、文藝春秋には広告が全く入らない状態に陥り1月30日、文藝春秋側は急遽「記事は誤り」として『謝罪』と『花田紀凱編集長の解任』『マルコポーロ廃刊』宣言。抗議に屈したのでした。
当時、読んでないので何とも言えないのですが、文藝春秋の台所事情もあるとはいえ説明記事も出さず急遽『謝罪』で、執筆者も読者そっちのけで『花田編集長解任』『雑誌廃刊』って異常ですよ。
西岡氏の「ガス室には矛盾がある」との指摘に一切、反論することなく(できず?)広告クライアントへの圧力という形でマルコポーロを攻撃した『サイモン・ヴィーゼンタール・センター』とは、今回、「アンネの日記損壊」を問題視し、麻生副総理の「ヒトラー発言」に猛抗議した『サイモン・ヴィーゼンタール・センター』と同一組織です。
▲麻生副総理のナチス発言にも、その真意も読み取らず問題視してきたのが「サイモン・ヴィーゼンタール・センター」
この『サイモン・ヴィーゼンタール・センター』の言動はハッキリ言って変です。
『マルコポーロ』編集部は抗議してきた『サイモン・ヴィーゼンタール・センター』に反論のための10ページを提供するとしたのですから『言論』には『言論』で返せばいいのに。反論は、日本のナチスやユダヤ人迫害に関心にない人に訴えるためにも、同じ雑誌に、同じく言論で訴えることに意味はあるは思いますけどね。
が、『サイモン・ヴィーゼンタール・センター』がやった事とは『ナチ・ガス室を疑問視するのはユダヤ人に対する差別だ!ナチ賛美だ!』です。ナチのユダヤ人大虐殺について疑問を持つ自体が「ユダヤ人の傷を更にえぐる行為だ!」で「ナチス賛美だ!」なんだそうです。それなら今度は『ユダヤ人大虐殺説に一縷の疑問』=『ナチス賛美』につながるのか? と、そっちでまたまた疑問が沸きます。‥イマイチ、こちらは詳しく調べてないので地域により差はあるみたいですが、欧米では「ナチスの大虐殺に疑問」を持つのもいけない風潮があるです。
要は「考えるな!」「ナチは絶対悪!俺達は被害者!」「被害者の言う事は全て正しい!」‥こんな所でしょうか。
ナチス政権下によるユダヤ人迫害は事実でしょうが、何だかね。‥悪いけど、詭弁の見本みたいなことを言ってますよ、この団体。
前エントリーで少し紹介しましたが、ユダヤ人社会学者のノーマン・フィンケルシュタイン氏が告発した『ホロコースト産業』〜同胞の苦しみを「売り物」にするユダヤ人エリートたち〜 (*何故かアマゾンでは入手不可)
未読なんですが、紹介文やレビューを読むとノーマン・フィンケルシュタイン氏の告発は真実を突いた著作のような気がします。だって、欧米各国でベストセラー入りし、逆にユダヤ人団体「サイモン・ヴィーゼンタール・センター」の本拠地・米国では黙殺された本だっていうんですから。そして著者のノーマン氏はユダヤ人。
▼詳しくは『ホロコースト産業』について‥こちらをご参照下さい
尚「マルコポーロ廃刊事件」の後に実はもっと不気味な極秘セミナーが開催されていたとあります。
▼コピペします
「マルコポーロ廃刊事件」後に開かれた極秘セミナーの実態
●実は、この事件には後日談がある。
「マルコポーロ廃刊事件」後の、1995年5月24日〜26日までの3日間、文藝春秋西館地下1階ホールで「ユダヤ人理解のためのSWCセミナー」が極秘に開かれた。
このセミナーには、『マルコポーロ』編集部員全員を含む文春の社員約130人が強制的に集められ、「SWC」側からは副館長のアブラハム・クーパー、D・ランデス、元ブルネイ大使のアルフレッド・バリッツァー博士の3人のユダヤ人(ラビ)が講師として参加した。
極秘だったこのセミナーの内容は、『週刊現代』(1995年7月8日号)がスッパ抜いて詳しく報道したため、多くの人に知られるようになった。
●この秘密裏に行なわれたセミナー会場の壁には、それこそ隙間がないほどホロコーストを非難するポスターがびっしりと貼られていたとのことである。まさに一種異様な雰囲気……。
このセミナーは1日目、2日目は午前9時30分から午後5時、最終日は午前9時30分から午後1時30分まで、食事時間を除いてぶっ通しで行なわれ、それこそシオニスト・ユダヤ人による洗脳教育のような内容だったとのことである。
いずれの日にも映画が上映され、その後3人のユダヤ人講師が講義を行なったという。
そして、肝心の『マルコポーロ』の記事に対する具体的な反論などは一切なく、ホロコーストの歴史、反ユダヤヘの批判、ユダヤ文化やイスラエルの風土紹介を行なうだけの一方的なものだった、とのことである。
●この極秘セミナーに参加したある文春社員は次のように述べた。
「とにかくひどいものでしたよ。午前中は英語の映画を字幕なしで延々と見せられ続ける。それでもホロコーストやアウシュヴィッツの記録ならまだ見る価値があるかもしれませんが、中には、イスラエルが生んだ偉人たちを次々に映し出したり、ヘブライ語の愛国歌を延々と流すような明らかな政治的プロパガンダ映画もあった。
アブラハム・クーパーらの講義にしても、具体性に欠けるユダヤ至上主義丸出しの一方的なプロパガンダですしね。
リビジョニストに対して批判する際も、彼らの論理のどこが間違っているのかについての指摘は一切なく、ひたすらその経歴がいかに怪しいものであるかを強調するだけであった。私自身は当初、『マルコポーロ』の記事について批判的だったのですが、セミナーのせいで逆に、『ガス室』についてもユダヤの情報操作があった可能性を捨てきれなくなったほどです……」
●この文春社員が述べているように、
3人のユダヤ人講師による3日間のセミナーの中で、繰り返しユダヤ独特の選民思想の色濃い発言が連発されたという。
「日本人とユダヤ人はそっくりで、共通の敵を持っている」
「日本人はユダヤ人に近づきつつある」
「世界には、我々のような誇りを持っていない人種もいるのだ」
これらなどは、明らかに他民族への人種差別としか言い様のないものであった。
●このようにして3日間のセミナーが、無事に終わったわけではなかった。
1人の、それも『マルコポーロ』の編集者の下で右腕とされていた人物が、2日目午後に「SWC」に対して猛抗議したという。
「私は今回の記事で解任されたものの一人である。なぜ、あなたがたは『マルコポーロ』に直接抗議せずに広告主に圧力をかけたのか。これは卑劣で恥ずべき行為だと私は考える。」
「あなたがたは『マルコポーロ』廃刊は、文春が自主的に反省した結果と考えているかもしれないが、それを信じるほど私はナイーブではない。私は編集者になって18年になるが、この間、最も大事にしてきたのは、言論には言論で対抗するという原則である。間違っても暴力や言論以外の力で対抗するべきではない。
しかし、それをあなたがたは守らなかった。
こうしたあなたがたの卑劣で恥ずべき行為こそが新たなファシズムを招き、第2のアウシュヴィッツに繋がるのではないか。」
「もう一度聞く。なぜ反論しなかったのか。必要なのは事実であり、プロパガンダではない。あなたがたの行為こそがネオナチである。」
※ この発言が終わったとき、セミナーの中にいた文春社員の一人は次のような感想を持ったという。
「私は彼の発言を聞き終わり、彼に対して拍手したい気持ちで一杯だった……」
●この文春のベテラン編集者に対する「SWC」のバリッツァー博士の答弁は、こうだったという。
「SWCの圧力を暴力というなら、暴力は必ずしも恥ではない。アメリカでは日常茶飯事のことである。
アメリカの独立はボストン茶会事件(1773年)でのボイコットから始まった。アメリカではこの様な圧力は道徳にかなっており、質疑応答と同じくらい正しい行為とみられているのだ。」
●ところで、文春はこのセミナーを開くために、「SWC」に多額の献金をしたという。
さらに彼らのための航空運賃、ホテル代、その他接待のために膨大な資金を使ったという。
このように、文春は完全屈服の道を選んだのだった。
文春側としては、取り決め通りセミナーを開き、このセミナーをもっておひらきにしたかったのだろう。
しかし、「SWC」による日本のジャーナリズム界への圧力はこれだけでは終わらなかった。
ますます勢いづいていくことになる……。
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>肝心の『マルコポーロ』の記事に対する具体的な反論などは一切なく
>セミナー会場の壁には、隙間がないほどホロコーストを非難するポスターがびっしりと貼られていた
>1日目、2日目は午前9時30分から午後5時、最終日は午前9時30分から午後1時30分まで、食事時間を除いてぶっ通し
>ホロコーストの歴史、反ユダヤヘの批判、ユダヤ文化やイスラエルの風土紹介を行なうだけの一方的なもの
>イスラエルが生んだ偉人たちを次々に映し出したり、ヘブライ語の愛国歌を延々と流す
どう見ても「洗脳プログラム」でしょう。‥私には、こんなプログラム経験はないけどさ。
因みに『洗脳』とは、広い意味では他人の意志を屈従させる為の精神操作の手法。‥宗教的・政治的・商業的(販売宣伝のCM等)の手法のこと。狭い意味では旧共産圏の秘密警察や特務機関が捕虜や政治犯を自白させたり転向させるために用いた手法のこと。また『洗脳』という言葉は、1951年にジャーナリストのエドワード・ハンターが作った用語です。彼は朝鮮戦争の捕虜となった米兵が突如として彼らが犯していない架空の戦争犯罪を信じるようになった現象を説明するために、この『洗脳』という用語を作ったそう。エドワードは中国語の『hsi nao』を『洗脳』と翻訳し、強制的な精神操作の手法と意味づけたのです。
洗脳の目的は実は「自白させること」ではなく「新しい思想を植えつける」ことだそうです。
>ホロコーストの歴史、反ユダヤヘの批判、ユダヤ文化やイスラエルの風土紹介を行なうだけの一方的なもの
>イスラエルが生んだ偉人たちを次々に映し出したり、ヘブライ語の愛国歌を延々と流す
そのまんま「洗脳プログラム」でしょう。
この『サイモン・ヴィーゼンタール・センター(SWC)』は、調べれば調べるほど変な団体だと思うんですよね。
尚、くれぐれも言っておきますが、私は「ナチス政権によるユダヤ人迫害がなかった」とは言ってません。私が言いたいのは「サイモン・ヴィーゼンタール・センター(SWC)が変な団体だ」と言いたいのです。
そして、このサイモン・ヴィーゼンタール・センター(SWC)は、韓国の慰安婦支援団体、そして過去には南京大虐殺を世に広めた「レイプ・オブ・南京」の著者・アイリス・チャンらとも交流があるのです。
不思議な縁です。
って、つーか、被害者ビジネスのネットワークじゃないのか?!
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